3月の大垣記念での落車。鎖骨、肋骨の骨折に加えて肺気胸と肺挫傷で80日間の欠場。更に復帰5場所目の静岡開催での落車で肩鎖関節を痛め、47日間の欠場と落車が続いている。

「今年に入ってから落車続き…。(静岡での落車で)復帰してから感じは正直よくなかった。ただ、(今開催の)前検日から感じがよくなってきそうな兆しが見えてきたんです」。

「ここからですね！」と記者が問いかけると満面の笑みで「頑張ります！」と応えた。

　初日予選は打鐘から仕掛けて先行体勢。小林令が内に斬り込んで番手の藤田大輔がドカされ、番手に敵が入る展開となった。直線で飲まれてしまったものの、4コーナーまでは先頭に経っており、5着スタートもいい逃げを見せた。

　完全復活までは時間が掛かるかもしれないが、菊池は25歳とまだまだこれからの若手選手！ ここからの復調劇に期待したい。(アオケイ・宮本記者)