2022/09/27(火) 17:00 0 5
降級後は3場所走って優勝2回、準優勝1回と抜群の安定感を誇る鈴木薫。
今回は約1か月振りの実戦となるが「ヘルニアになってしまって…。大した事はなかったのですが、大事を取って1本休みました。戦える状態ではあると思います」と不安はない様子。
「函館での宿舎のベッドが自分に合わなくて案の上、腰に痛みが出てしまった」と腰に痛みを抱えながらさらっと優勝してしまうのだからやはりA級では脚が違うことを実感した。
そんな鈴木は今開催特別に気合が入っているらしく「レインボーカップの選考期間が今月までなんです。決勝に乗れれば大丈夫だと思うので今回はまずは大敗しないことを大前提に頑張りたい」とS級特進への切符獲得を目指す。
注目の初日特選は鈴木が地元の前回りを志願し、番手は寺沼伊織、3番手を菅谷隆司が固める鉄壁の布陣を形成した。
「寺沼さんは同期で練習仲間だし、誕生日も一緒。実は住んでいるマンションも一緒なんです(笑)。プライベートでも仲がいいし、しっかり地元3人で決めたいですね」と意気込む。
鈴木はレインボーがかかっているからと言って小さいレースをするような選手ではない。しっかり自分の力を出し切る競走で上に上がるチャンスを掴み取る!(アオケイ・松野記者)