2022/09/27(火) 08:45 0 3
桑原大志が久しぶりに記念の決勝へ駒を進めた。
準決勝は任せた大川龍二が道中で3番手を確保。大川の出が一息だったこともあり、2センターでは内へ進路を取った。最後は鋭く伸びて3着で決勝の切符を掴んだ。
「坂井君が行ってしまったので。申し訳なかったけど、最後は内を踏ませてもらった。自分だけ脚を使っていなかったし、もう少し援護できたかも」レース後は喜びよりも反省を口にした。
初日は本来の伸びがなかった桑原だが、二日目から軌道修正に成功。二日目のレース後には本人も「いじらずこのままいく」と手応えを掴んでいた。
桑原と言えばS班も経験した実力者。最近は本来のキレが影を潜めていたが、この優出は大きなキッカケになるに違いない。
前検日には「後輩の清水、山下と決勝に乗るのが今節の目標」と話していた桑原。
山下こそ決勝を逃したが、清水との連係が決勝の舞台でも叶った。
決勝はもちろん清水のハコ回り。しかも中四国は4人で並んだ。
「責任のある位置。できることを精一杯頑張ります」。
普段はクールだが、レースになれば別人に変わる。決勝も清水のハコから存在感を示す。(アオケイ・石濱記者)