2022/09/26(月) 19:00 0 3
今期7月から32年ぶりのA級戦を戦っているが降級2場所目の7月大宮決勝で落車し長期に渡り戦線を離脱した。今開催が待望の復帰戦となる。
「左の鎖骨を折ったんです。鎖骨はよく折っているけど10年ぶりだった」と気持ちを新たに挑んだA級戦は出だしからつまずいた。
だが、入院中は悩む事無く復帰へのビジョンを思い描いていた。
「ケガをすると気持ちや自分のモチベーションを計るんです。その中で今回は“早くレースに行きたいな”って気持ちがまだまだ強かった。時間がかかると思っていたけどその辺は意外でしたね」。
そしてもうひとつ、入院中の三宅の気持ちに刺激の入る出来事があった。
「落車した梶應(弘樹)さんが自分のいた病院に入院してきたんです。1週間ぐらいあとに。そこで一緒にいたんだけど梶應さんは先に退院して復帰した。もう少しゆっくりしたかったけど、そうもいかなくなった(笑)」。
中四国地区の大先輩が踏ん張る姿に大きく影響を受け、復帰へのモチベーションを高めた。
「7月に落車して8、9月でしょう。ちょうど暑い時期に休んだんだから逆に休めて良かったと開き直った。日増しに体調が良くなっているし練習もできている。しっかりレースに挑めると思う」と常に前向きな言葉で自らを鼓舞した。(netkeirin特派員)