netkeirinをご覧の皆様、こんにちは！ ミープロの香澄明希です。
　今回は向日町競輪場で行われている、開設72周年記念平安賞準決勝の予想を担当させていただきます。

　先月、ただいま平安賞に出場している脇本雄太選手も出場された「第91回全日本自転車競技選手権大会トラックレース」を観戦に伊豆ベロドロームに行ってまいりました。

　自転車競技を観戦するのは初めてだったのですがナショナルチームの競輪選手もたくさん出場していて、競輪や自転車競技への想いが深まりました。新しく得た知識や感じたことを競輪予想にも活かしていきたいです。よろしくお願いします！

■平安賞 準決勝 展望

【10R 15時24分発走】

　向日町競輪場初出場ながら1次予選、2次予選ともに逃げが決まり1着の吉田有希選手は坂井洋選手との栃茨ライン。「共同通信社杯(GII)」の特別優秀での連携では錚々たるメンバーのなか坂井選手が1着でレースを終え相性の良さがうかがえます。

　二次予選で通算395勝を達成した中村浩士選手、初日特選では脇本雄太選手の捲りにしっかりと追走し、二次予選ではさすがの援護と、連日速さ、強さ、うまさを見せている成田和也選手のベテラン陣にも注目です。
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【11R 16時02分発走】

　今記念唯一S班から出場の清水裕友選手。ご本人も夏は苦手と話している通り、「北条早雲杯争奪戦(GIII)」までは調子の悪さが心配されていましたが、「みちのく記念善知鳥杯争奪戦(GIII)」以降は思い切りの良いレースで復調を感じさせてくれています。準決勝でも4年連続のS班と競輪界を引っ張っている清水選手らしい気持ちの良いレースに期待です。

　地元記念に合わせて仕上げてきたとのコメントが楽しみな窓場千加瀬選手は今節2日とも番手戦でしたが、準決勝では稲川翔選手との連携で自力での勝負。向日町競輪場を知り尽くしている窓場選手のしかけにも注目したいところです。
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【12R 16時40分発走】

　なんといっても注目は昨年の平安賞の覇者脇本選手。脇本選手が1着でゴール戦を通過するたびにあがる大歓声はどこの競輪場でも圧巻です。多大なるプレッシャーに幾度も打ち勝ってきた脇本選手は準決勝でも地元、高久保雄介選手をつれて圧倒的な強さを見せてくれることでしょう。3番手の山下一輝選手も連日レース展開がむいておりライン決着もありそう。

　前場所の小田原競輪場で行われたサンケイスポーツ杯で完全優勝を果たした根田空史選手は、バック回数15本を誇る徹底先行型の選手。脇本選手との同期対決も気になります。
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