新しい自転車トラックトーナメント「PIST6 Championship(ピストシックス チャンピオンシップ)」。11日は「サードクォーター」ラウンド3の準決勝と決勝が行われた。

　準決勝は3レース行われ、以下の6名がそれぞれ2着以内に入り決勝進出を果たした。

準決勝A
1着 大石剣士(26歳・静岡=S1)
2着 望月一成(25歳・静岡=S2)

準決勝B
1着 竹村勇祐(32歳・秋田=S1)
2着 青野将大(28歳・神奈川=S2)

準決勝C
1着 雨谷一樹(32歳・栃木=S1)
2着 渡邉雅也(21歳・静岡=S2)

　勝ち上がった6名で行われた決勝では、大石剣士が1着、渡邉雅也が2着、雨谷一樹が3着に入った。3連単は④-⑤-①で4,200円という配当だった。

　レースは最後尾にいた青野が残り2周でかまして先行していくが、3番手にいた大石が残り1周半から巻き返して一気に前との差を詰めていく展開。最終バックに入ったところで捲りを決めて単独先頭に立つと、最後はマークする渡邉を振り切って1着。自身初の優勝を完全優勝で飾った。1番人気の雨谷は道中で内に包まれるシーンもあり、流れに乗り切れず3着に終わった。

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