2021/04/16(金) 20:30 1 3
西武園競輪開設71周年記念「ゴールド・ウイング賞(GIII)」は17日、3日目を迎える。準決勝の10レースで園田匠と連係する高橋晋也に話を聞いた。
二次予選の高橋晋也はS班の守澤太志を振り切る仕掛けで快勝。共同記者会見では、もちろん守澤太志は、2着に入れず「反省の弁」。ただ、普段からの練習仲間で仲も良く、その後は、じゃれ合っていた。
高橋は「守澤さん相手に1着でガッツポーズ(笑)。スピードは出ていたけど、捲りになったのは反省。7レースを走った渡邉一成さんみたいに突っ張り先行が一番かっこいい。オレにはその勇気もないしスキルもない。突っ張り、カマシ、押さえ先行と何でもやれる様にならないと」。
守澤は「あのポッチャリ君のダッシュ力は半端ではない。さすが元ナショナルチーム。突っ張りがかっこいいと言っているみたいだけど、あの体格だし、相撲の突っ張りでは(笑)」。
高橋晋也、渡邉一成、守澤太志の並びで、特別競輪の決勝に挑むのが彼らの夢だと言う。その仲の良さと脚力があれば、夢は自然と実現するだろう。(町田洋一)