2021/04/16(金) 19:30 0 1
西武園競輪開設71周年記念「ゴールド・ウイング賞(GIII)」は16日に2日目を迎えた。7Rを制した池田憲昭に話を聞いた。
目標の取鳥雄吾が打鐘前から巻き返しを図るが、渡邉一成の突っ張り先行に併され万事休す。最終ホーム手前で東北勢を追った佐藤真一が離れ気味になると、俊敏に切り替えて逃げた東北勢の3番手を確保し、最終4角から外を踏んで突き抜けた。
「取鳥君が頑張ってくれたおかげ。彼を迎え入れようと思って降りたら、大槻さん(大槻寛徳)と接触して転んでしまって。そこからはもう脚を溜めて行ける処から行こうと思ってました」とレースを振り返る。
「朝、自転車をいじっていたらセッティングが良い方向に出てくれた。成績には出ていなかったけど、調子自体はずっと良かった。やっと出てくれたって感じですね」。
更に、「波に乗れたら良いところまでいけそうな感じもしている。この1着がキッカケになってくれれば」と表情が明るい。
「今くらいの点数(106点)が狙いでしょ?(笑)別線も警戒してないだろうし、人気にもならない。穴を開けられるように頑張ります」と最後は力強く話してくれた。(アオケイ・石濱記者)