【村上義弘の決意】競輪選手を目指したきっかけは家計を楽にするため

  • KEIRINグランプリ2勝、日本選手権競輪4勝を含む特別競輪13勝。46歳の今もなお、近畿の柱として圧倒的な存在感を放つ村上義弘選手。競輪界のレジェンドはどのようにして誕生したのか。その原点を探るべく村上義弘ヒストリーを3回に分けてお送りします。父親から競輪を教わり、滝澤正光さんに憧れた中学時代 1994年にデビューしてから、早いもので27年。今回は、競輪選手になることだけを夢見て、ただひたすらに自転車に乗っていた中学・高校時代について書いてみたいと思う。中学時代は滝澤さんに成りきって練習していた(撮影:桂伸也) もともと父が大の競輪好きで、子どもの頃、京都の向日町競輪場に連れていってもらっ

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