【競輪祭女子王座戦】竹野百香が最終戦でGI初勝利

2025/11/22(土) 09:54

小倉競輪「第67回朝日新聞社杯競輪祭、第3回競輪祭女子王座戦」が21日に3日目を開催。6Rのガールズ選抜に出走した竹野百香に話を聞いた。

「どんどん決勝に乗れるような選手を目指していきたい」と話した竹野百香

 今年はGI4大会全てに出走した竹野百香。6月のパールカップで決勝進出したが、今回は予選7着で勝ち上がりに失敗。それでも2日目は捲って2着と意地を見せると、今年のGI最終走となった3日目6Rは奥井迪を意識した走りで、奥井に合わせてロングスパート。そのまま力強く押し切った。

「GIは初勝利だと思う。ゴールでは"えっ自分なの"って感じでした。だいぶ奥井さんを意識して走って、内から何人かに行かれて内心焦ったけど、捲って先頭に立ってからもしっかり踏めました」

 パールカップはGI決勝の舞台で3着と奮闘。初出場の競輪祭女子王座戦でも存在感を示した。

「初日の着はダメだったけど、今回は3日間しっかりと自力を出して見せ場を作れたんじゃないかなと思う。今回の決勝も自力がない人は1人もいない。自力を出していい着に残って、どんどん決勝に乗れるような選手を目指していきたいですね」

 25年のGI戦線が終了。来年のさらなる巻き返しに思いを語った。

「8月の終わり頃に体調を崩しちゃって体重が3、4キロ落ちちゃった。でも"痩せちゃってラッキー"って感じで、そのままを維持しています。以前よりも踏むパワーが必要になったけど、早く動かすことについてはプラスになった。以前は練習をがむしゃらにやるだけだったけど、最近は質と内容に拘っています。トップの選手とはスピードで差を感じている。そこを意識してやっています」

 課題と手応えを手にした今年最後のGIを終え、今後はさらなるレベルアップを果たして来年のGI戦線でも暴れてみせる。(netkeirin特派員)

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