角令央奈は前回の寬仁親王牌で11年ぶりにGIに出場した。結果は7579着と振るわなかったが「壁を感じたし、実力不足を痛感しました。でも強い人と走れたことでモチベーションが上がった。そしてなにより賞金がすごかった(笑)。やっぱり稼がないとダメですから、また出られるように頑張らないとなっていう気持ちになりました」と大きな刺激を得たようだ。

　また角といえば、児玉碧衣がよく「令央奈さんに練習メニューを組んでもらった」と言うように、児玉の口から名前が出てくることが多い。

「そうなんですよ。みんなからめっちゃ言われます。もう世間の認識では“児玉碧衣の練習メニューを考える人”ですよね」と自虐的に笑うが「教えるにあたって自分も勉強しないといけないので」と練習メニューを組むことが角自身の成長にもつながっているという。

　二予でも活躍して、「児玉碧衣のメニューを組む人」ではなく「角令央奈」という名前をしっかり売り込みたい。(netkeirin特派員)