2025/09/17(水) 06:40
小倉競輪のナイター「寒北斗酒造杯(FII)」は16日、初日を開催。6Rのガールズ予選1を走った川原未紀に話を聞いた。
128期の川原未紀は前回の前橋初日、デビュー後初の落車。状態が注目された今回の1走目は前受けから2番手に入ったが、真後ろから捲りを浴びて4着だった。
「体は大丈夫です。もったいなかったですね。BSに入るまでは余裕があったけど、そこからは…。2日目はもっと強気に走りたいです」
170センチの身長を生かして大学までバスケットボールを続けた。ガールズケイリンの存在は、競輪が好きな父が教えてくれた。
「進路で悩んでいた時に、父がこういうのもあるよって。自分なりにいろいろと調べて、松戸のガールズケイリンを観に行きました。それからは京王閣とか川崎とか、取手で行われたガールズコレクションも観ました。いい意味でも悪い意味でもヤジが飛ぶのが印象に残りましたね。自力で動いた方が名前を呼んでもらえたり、ヤジが飛んでいた。だから私も自力で動きたいんです」
自身が観ていた舞台に立つプロレーサーになって約4か月が経過した。
「1年半以内に優勝するのが目標です。最初はサトミナ(佐藤水菜)さんの強さを凄いと思っていましたね。最近は太田美穂さんのスタイル、気持ちの強いレースをする、あぁいう選手になりたいです」
初落車後の初戦は好展開にもなって慎重になってしまった。2走目は強い気持ちで果敢に攻める。(netkeirin特派員)