【長良川鵜飼カップ】栗山和樹「3着だったが肯定してもらっても…」

2025/09/04(木) 14:00

岐阜競輪場で行われる開設76周年記念「長良川鵜飼カップ(GIII)」は、4日、初日を迎えた。6レースのS級一次予選を走った栗山和樹に話を聞いた。

人気に応えられず3着の栗山和樹だが、表情は明るかった。

 いくら地元記念と言っても、地元・岐阜勢の戦力不足は否めない。大垣所属の山口拳矢の斡旋がなく、中部と言うくくりでも、特選シードの選手はゼロ。普通、地元記念はご当地祭りになるし、大挙、決勝進出のケースも多い。それだけ、栗山和樹にも期待が集まったが、一次予選は捲りが届かずの3着だった。

 栗山和樹は「車番が良いし、切って、切ってがあり、ドカーンと行くのが作戦。ただ、思った以上に畝木さんがやる気で、立ち遅れてしまった。9車のレースに慣れていないし、予測不能な事に対応出来なかった。ただ、踏んだ感じは悪くなかった。そこは肯定出来る走りでした」。

 個人的に、行く順番を求めている選手は大成しないと思っている。自分からレースを切り開く姿勢を魅せて、大ブレークして欲しい選手だ。(町田洋一)

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