2025/09/03(水) 06:40
久留米競輪のミッドナイト「TIPSTARリニューアル杯(FII)」が2日に初日を開催。5Rチャレンジ予選を走った柳澤達也に話を聞いた。
この日は出足のいい桜井雄太のカマシに口が空いたものの猛然と続いて2着をキープ。
「ひとつタイミングがずれていたら離れていた。危なかった〜」と苦笑いしたが「昔を思い出して、ちぎれたあとのリカバリーと思って走った」と長年培ったベテランのテクニックで対応した。今シリーズは落車明けの復帰戦。しかも、ぶっつけ本番で新車を投入するなど先の見えない不安を抱えて挑んだがまずは初日をクリアした。
2日目の準決6Rは、初日のご褒美というわけではないが愛弟子の西森一稀と連係する。西森の本デビュー戦、7月川崎の初日以来2回目となる。
「川崎では前を取って突っ張ってくれたけど、そのあとまったく踏まずにカマされた。こっちに気をつかってくれたから、流して待ってくれていて、そこを行かれてしまった。ただでさえ緊張するデビュー戦で、しかも師匠が番手って条件じゃ普通に走れるわけがないし走りにくかったと思うよ。今回は弟子に迷惑をかけないように(笑)」と自身に言い聞かせた。
川崎では柳澤は7着と大敗をしたが西森は1着を取った。信頼の厚い師弟連係を決めて川崎の失敗を挽回してみせる。(netkeirin特派員)