【久留米競輪・ミッドナイト】地元の期待を背負ったルーキー鶴淳志

2025/09/01(月) 18:06

久留米競輪のミッドナイト「TIPSTARリニューアル杯(FII)」が2日に幕を開ける。7Rチャレンジ予選を走る鶴淳志に話を聞いた。

「このままの勢いで連勝したいです!」と話す鶴淳志

 地元の期待を背負ったルーキーが7月の本デビュー以来となる2回目の当地参戦に挑む。前回は決勝まで勝ち上がったものの惜しくも4着と涙を飲んだ。そのあとは着々と実戦感覚を磨き、前場所の8月玉野では3連勝による完全優勝で初Vを飾った。

「デビュー当初は思い切りのよさが足りなかったけど、その辺が最近はレースで発揮できるようになってきた。その結果が玉野だったと思います」と新人らしい力のこもったロング駆けでグイグイと畳みかけている。

 練習環境も鶴の成長を後押しする。普段は師匠の阿部兼士や加倉正義、古閑良介らの豊富なベテラン勢に囲まれ激しいメニューをこなしているが、時間が空けば梶原海斗や後藤大輝らの若手たちと合流して汗を流している。

「いいとこ取りですね。おかげでいいものを取り入れて自分の力になっています」と、どん欲な姿勢も新人っぽい。

 今回はメインの7Rに推されたことでもわかるように3日間、人気を集めることは間違いなく「玉野からいい流れが続いているし、このままの勢いで連勝したいです!」と連続完全Vを目指している。今節のルーキーは西森一稀と2人だけ。地元の後押しを力に変えられれば、十分チャンスがありそうだ。(netkeirin特派員)

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