【ゴールド・ウイング賞】地元岐阜記念に名前のなかった山口拳矢!

2025/08/27(水) 17:30

西武園競輪場のナイター「開設75周年記念・ゴールド・ウイング賞(GIII)」が28日に開幕する。12レースのS級特選を走る山口拳矢に話を聞いた

来月4日から始まる岐阜記念の斡旋がなかった山口拳矢。

 この西武園記念が終わっても、来月4日から岐阜記念が始まる。それが終わると、福井共同通信社杯、青森記念、向日町記念イン奈良が、これからのビッグレースの予定。

 岐阜記念のレース展望を書いていたら、何と、山口拳矢の名前がない事に気付き、本人に確認すると「そこは誘導です(苦笑)。富生さんもいるから、多分、メインの誘導ではないと思います。僕がいても捲りだし、ラインに貢献できないからじゃないですか」と、ジョークで答えが返ってきた。

 確かに、拳矢選手は大垣所属で、岐阜がホームバンクではない。しかも、今年はS班から脱落しているが、数少ない中部のスター選手だ。全盛期のトカちゃん(高木隆弘)なんて、川崎、花月園、平塚、小田原の神奈川全場の記念を走っていた。もちろん、中部全盛時代は、山田裕仁、山口幸二、加藤慎平、濱口高彰など、ビッグ揃いで岐阜と大垣の棲み分けは出来ていた。

“地元意識”が、どの業界よりも高いのが選手気質。悔しさをバネにして、来年は復権を目指す。(町田洋一)

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