2025/08/23(土) 22:27
松戸競輪場のナイター「開設75周年記念・燦燦ダイヤモンド滝澤正光杯(GIII)」が23日に初日を開催。2日目、8RのS級二次予選を走る後藤大輝に話を聞いた。
函館オールスターでは果敢なレースで名前を売った後藤大輝。大きな成績こそ残していないが、スケールの大きい走りは魅力的でいつかは九州を代表する選手になる。
初日は後ろ攻めから押さえ先行。番手の園田匠が粘られる展開で、すっきりとしたレースではなかったが、自身は押し切りゴール。状態の良さを感じさせるレース内容だった。
「警戒されるとは思っていたけど、落ち着いてかけることができなかった。ペース配分は良かったけど、ラインがバラけてしまったことは反省。33は難しいけど、もっと落ち着いて走ってラインを生かせるようなレースをしたい」
1着を取っても反省し、全く満足しないのが成長を続ける大きな理由だろう。二次予選は活きの良い先行屋との3分戦。初日の反省を生かしてライン決着を目指す。(アオケイ・石濱記者)