【吉岡カップ】今節のレース展望!

2025/08/04(月) 17:48

小倉競輪場の「大阪・関西万博協賛競輪・吉岡稔真カップ(GIII)」は、8日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)

今節注目の原田研太朗

 函館オールスター組みが不在の協賛GIIIだが、優勝賞金は450万円あり、4日制のGIIIなので、決勝3着迄が小倉競輪祭のシード権が与えられる。

 傑出者不在で、どう予測するか難しい。各地区の動向から。北日本の機動型は木村弘、嵯峨昇喜郎、小原丈一郎で、GIホルダーの渡邉一成・坂本貴史、佐藤一伸は自在脚質だが援護役に回りそう。追い込み選手は須永優太と櫻井正孝で、決勝は2段駆けの布陣も十分。かなり戦力が整っていると言える。

 関東は橋本瑠偉、蕗澤鴻太郎、橋本壮史、治田知也が鼻を切り、芦澤辰弘・小林大介・磯田旭が番手を回る。

 南関はド先行の野口裕史に同県海老根恵太と福田知也。野口が仕上がっていれば、逃走劇も十分。

 中部は谷口遼平と川口公太朗が主力級だが、全体的な層は薄い。

 近畿は岸田剛と南潤で、岸田は富山記念で決勝進出。あの時よりメンバーは緩く、優勝してもおかしくない。

 中国は晝田宗一郎、渡口勝成で、四国チームは別となる。徳島は久田裕也が乗れているが、同県・原田研太朗は孤高の走りだろう。ハラケンは、単騎の方が持ち味が出る。

 地元は林大悟・慶次郎の兄弟、不動会の岩谷拓磨、大坪功一は気合が入っている。特に岩谷は師匠・吉岡稔真の冠レースだ。2班だが阿部英斗も強気な自力勝負で売っている。タテ脚のある柳詰正宏や瀬戸晋作も鋭脚を発揮しそう。

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