【いわき平競輪・ミッドナイト】明暗分かれた静岡勢

2025/07/26(土) 08:56

いわき平競輪場で25日から開催されているミッドナイト「7車立てならTIPSTAR杯(FII)」。初日に明暗分かれた静岡勢に話を聞いた。

(左から)森飛龍、小林宏年、渡邊颯太

 初日4レースで1着の渡邊颯太。前検日に前回ピンピンの勝ち上がりに触れると、「チャレンジにビビっていたけど、安心しました。点数があって若手と当たらないうちに何とかしたい」と、自虐ネタを交えつついつも通り笑顔が絶えない。レースは赤板で突っ張り、最終ホームでも突っ張る気満々。最終的には番手に嵌まってラインワンツースリーの好内容。「突っ張れればベストだったけど、最後は3車で出切れるように早めに」と、1・2班での苦戦が嘘のように点数上位の横綱相撲だった。

 初日2レースに出走した小林宏年は6着敗退。「平山君が前々ってコメントだから粘ってくると思っていたけど、騙されたね(苦笑)。寝る前からヨシって構えていたのに。6月は良かったのに、7月になったらダメ。何も変わってないんだけど、こんなだし。若いときは寝て起きれば強くなっていたんだけどね」。それでも一走にかける意気込みは衰えていない。

 初日5レースに出走した森飛龍は、捲って1着。「タイミングが悪かった。体が重くないんで感じは良いけど、捲るにしてもモガキがカツンと入る感じがなかった。中途半端になって後ろに迷惑かけて申し訳なかった」と、納得のレースはできず。2日目は「先行」の原田俊治を相手にどう戦うのか。(アオケイ・市川記者)

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