【熊本競輪】強行軍が続く嶋津拓弥「あとで焦るよりも早めに稼いでおきたい」

2025/07/23(水) 16:35

熊本競輪場の「楽天Kドリームス杯(FI)」は24日、初日を開催する。初日特選12Rを走る嶋津拓弥に話を聞いた。

「来年のダービーが平塚なので出場したい」と話す嶋津拓弥

 今回は青森FIから中4日。青森は追加での参戦で、これで今年は初戦の2月いわき平から毎月3本のペースで走っている。強行軍が続くが、明確な意志があってのものだ。

「来年のダービーが平塚なので出場したい。あとで焦るよりも早めに稼いでおきたいんですよ。だから、今はなるべく追加を受けて、たくさん走っています」

 ダービー(日本選手権)の選考基準は、今年の2月から来年1月までの賞金獲得額の上位者から選ばれる。ある意味、稼げばいいというシンプルなもの。だからといって、ただ闇雲に走っていても大まかの目安である2500万円代には届かない。本数をこなし、なおかつ結果も求められる。それだけに、高いモチベーションをキープできるのは嶋津にとって都合がいい。

 特選12Rは南関地区の選手が不在とあって動向が注目されたが、東スジを頼って菊池岳仁と佐藤友和の3番手に収まった。遠征地区の開催なら、この手の即席ラインはよくある話。菊池が先手をにぎり4角を先頭で通過すれば、秘めるタテ脚を生かし直線を強襲するシーンがあるかもしれない。(netkeirin特派員)

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