2025/07/09(水) 16:02
弥彦競輪の「開設75周年記念・ふるさとカップ(GIII)」が10日に開幕。2Rの一次予選に出場する五十嵐綾に話を聞いた。
五十嵐綾は前期98点台の点数を持っていたが、期末の6月に痛恨の失格を犯しS級点確保が絶望的になってしまった。さらに悲劇は続き、地元戦の最終日に補充で参戦すると、新期の一走目でまたもや失格ーー。これだけでは終わらない。追い打ちをかけるように「2日前に追突事故に遭いました」と、悪いことが重なっている。
「事故の方は、一応病院に入ったんですけど大丈夫でした」と体が無事だったことだけは不幸中の幸いだが、ここからは失格点挽回を期す厳しい戦いが続くことになる。
「1年間A級は嫌なのでマジで頑張らないと。前期は終盤だったし(失格した時点で挽回は)不可能だった。でも今期は始まったばかりだし101点取ればいいのでーー。それにしても…。補充でいって新期一発目に失格って、そんなやついませんよね(苦笑)。流れが悪すぎるので、開催式に来る(弥彦神社の)神主さんに清めてもらおうと思います(笑)」
仕切り直しの“今期初戦”は同県の佐々木堅次を従える一戦。「しっかりタテで勝負します。自力です。確定板に入れるように!」と激走を誓った。(netkeirin特派員)