【中野カップレース】地元・吉本卓仁は予選メインで太田海也と連係「番手は初めて。これは集中しないと」

2025/06/27(金) 16:47

久留米競輪場では「開設76周年記念・第31回中野カップレース(GIII)」が28日に初日を開催する。一次予選11Rを走る吉本卓仁に話を聞いた。

「番手は初めて」と話した吉本卓仁

 競走得点は地元の最上位。久留米の大黒柱として挑むシリーズは、初日からあの太田海也を目標に得た。

「西武園のオールスターで3番手はあったけど、もちろん番手は初めて。これは集中しないと」と気を引き締めた。ここは予選メインとあって人気を集めること必至。前回の高松宮記念杯競輪でも決勝に勝ち上がった超スピードスターの番手とあって、策を練って挑む。

「クランクを短くするかも。指定練習で試してみます。ぶっつけになるかもしれないけど、ここで付け切れれば使えるかどうか一発でわかるので。駆け出しさえ重く感じなければ」と人気に応えられるよう万全を期す。

 今回は地元の顔、として迎えるが複雑な思いがあるという。

「もう41歳ですよ。いつまでも顔とか言っていちゃだめ。久留米はこれまで亮馬が顔だったけど、あいつももう40歳。やっと(後藤)大輝が出てきたし世代交代しないと」と、後藤の頑張りに期待をした。それでも「そんなことをいいながら、コソっと上を走りたいですけどね(笑)」と、まだまだその座は揺るがない、と言わんばかりだった。(netkeirin特派員)

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