2025年6月17日　岸和田競輪
大阪・関西万博協賛
第3回パールカップG1（初日）

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【パールカップG1（初日）5R＝L級西日本ガールズ予選】
前受けの日野未来が最終HSから先行勝負に出る。2番手を追走した大久保が最終2コーナーから捲りを打ち、最終3コーナーで日野をとらえる。大久保を追った尾方真生が直線で差し切り1着。2着に大久保、尾方の後位でレースを進めた竹野百香が3着、坂口楓華が4着に入線した。3連単は15万円台の高配当決着。一昨年の覇者・児玉碧衣は6番手からの捲り不発で5着、予選敗退となった。

1着／尾方真生（L1・福岡118期）
（児玉）碧衣さんよりは前にいたくて、フタしてどうにか入れてもらえたらいいなと思って、前に行きました。すごくラッキーな展開になったかなと思います。あの位置で自分も仕掛けられたら仕掛けようと思っていたし、（大久保）花梨さんが飛び出していったので、あとは最後ゴール前勝負しようと思って走りました。選手紹介の時は重いかなと思ったんですけど、レースは軽く感じたので良かったです。練習も普通にできているし、状態は前回のG1よりはいいかなと思います。G1は毎回、初日7着して、すごく悔しい思いしているので、今回はしっかり集中して走りたいなと思って挑みました。運も良かったです。初日1着スタートがあまりないので、しっかり落ち着いて走りたいなと思います。

2着／大久保花梨（L1・福岡112期）
初手は坂口（楓華）選手が引いて、いい位置が取れたなとは思いました。後ろよりは前で自分が動く方が勝率的には高いかなと思ったので良かったです。日野（未来）選手は駆けると思ったので、ホームで後ろが来ないことも分かっていたし、すごく展開が自分に向いたなとは思いました。（尾方）真生が後ろにいるとは思いましたが、行くタイミングはあそこしかない。ノーマークだったし、私が駆けやすいタイミングで行けるところから行けたレースだったので、すごい自分に向いたなと思います。準決勝はそうもいかないと思うので、しっかり考えてレースできれば。落車が最近続いていますが、その割には走れているかなと思います。自分のノルマでは決勝に上がりたいと思っているので、しっかり大事に走っていきたいと思います。

3着／竹野百香（L1・奈良124期）
メンバー的にもスピードレースになると思ったので考えて走りました。尾方（真生）選手が前で、自分もそれに乗って動いて、後ろから捲りが来れば自分も動く予定でしたけど、最後までそういう動きがなく。ちょっとビビしまったところもあって仕掛けられなかったという印象です。昨年は初めてのパールカップで、ガンガン仕掛けるレースをしたのですが、全然ダメな結果。今年は結果も狙いたかったので、こういったレースになってしまいました。（感触は）思ったより悪くないかなという印象ですね。やれることはやってきたので、これで勝っても負けても自分のせい。こういった大きいレースでの準決勝は初めてなので、より一層、気合いを入れて、できる準備はしっかりとして挑みたいなと思います。

4着／坂口楓華（L1・愛知112期）
後方になって終わるよりは引こうと思いました。そこまでは良かったのですが、最終HSでみんなが行かないのも予想していたのに、自分が下げるのに時間がかかってしまい、自分の車間を空けることができずに行ってしまった。いろいろ考えすぎてしまいました。明日、チャンスをいただいたので、力を出し惜しみせず、自分の良さを出して勝負したいと思います。

◆5Rレース結果

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【パールカップG1（初日）6R＝L級東日本ガールズ予選】
最終HSで奥井迪が吉村早耶香を叩いていくが、梅川風子が捲りに出て最終BSで奥井をとらえて先頭に立つ。梅川を久米詩が追走するが、久米は直線で落車（過失走行で失格）し、後続の3名も落車のアクシデント。梅川が1着で、落車を回避した藤田まりあが2着、奥井が3着に入線した。落携入で石井貴子が4着。

1着／梅川風子（L1・東京112期）
奥井（迪）さんの動きが非常にキーポイントだと思ったので、動き次第で自分が先に動くか、待つかという選択肢が一番かなと思っていました。自分的にはもう少し余裕を持っても良かったなとは思いますが、後ろに久米（詩）選手と石井貴子選手がいたので、私の中ではけっこう焦っていました。いつ来てもおかしくないスピードだと思っていたので、それなら頭に出てからペースを緩めてゴール前勝負にしようかなと。G1 前も物足りなさがあったので、ここに向けてと思っていたのですが、ちょっと時間が足りなかった感じはします。（感触は）今のところは通常通りぐらいの感じです。ガールズを走る以上は、やっぱりG1 決勝の1着を目指したいと思います。まずは決勝に乗ることなので、明日のレースでいい走りを見せることも大事。着も内容も狙っていきたいなと思います。ちょっとバンクが軽いのと、カントもないので、仕掛けどころをもう少し考えてもいいのかなと思いました。

2着／藤田まりあ（L1・埼玉116期）

皆が自分より強いと思ったので、前々にいないと勝てないと思っていました。中4 日だったんですけど、いつも通りの調整。本当に何もできていなくて、残念なことに落車もあったので、あまり喜べないですね。でも（準決勝に）乗れたからにはしっかり頑張りたいと思います。ちょっとアップの時から体が重いなと感じたので、この後、しっかりケアすれば、なんとか頑張れると思います。

3着／奥井迪（L1・東京106期）
ちょうど内を走っていたので、（落車は）避けられました。（組み立ては）しっかりホームで駆けようと思っていましたが、梅川（風子）さんも早く来たし、やっぱり全然スピードも違ったし、力の差を感じましたね。落車がなければ、6着か7着だったと思いますが、明日は（準決勝に）上がれると思うので、気持ちを切り替えます。皆が強いので、最後までしっかり踏み切ることだけ意識していました。体調的には久々にいい感じですが、それでもこの力の差というのは、自分の中でもまだまだやるべきことが多いなと感じます。でも、気持ちだけは負けないように。ちょっと暑さもあって、体の重さはありますが、そこは条件一緒だと思うので、しっかり慣れて、明日、明後日に繋げていけたらなと思います。

4着／石井貴子（L1・千葉106期）
擦過傷だなという感じで処置してきました。擦れて削れているので、打撲もあるかなと。でも機材は壊れてないような感じでしたので、少しだけ乗って大丈夫かなというのを見ようかなと思います。初手から取りっぱぐれてしまい７番手。梅川選手と久米選手を中心にレースが動いていくのだろうなというところで、3番手で捲りに付いていってと思っていたのに、付いていく部分でよろしくない部分もありました。3番（久米）の落車は、なかなか想定外ではありましたけど。望みが残るならと思って、すぐに再乗してゴールを目指しました。できる範囲でケアします。（明日の）コメントは自力基本で。

◆6Rレース結果

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 【パールカップG1（初日）7R＝L級西日本ガールズ予選】
最終HSで山原さくらが太田美穂を叩きにいき、その外から仲澤春香も仕掛けて3車の主導権争いとなる。最終BS過ぎに仲澤が先手を取り切るが、6番手から小林優香が仕掛けて、仲澤の後位を追走する形に。粘る仲澤を小林が差し切り1着。2着に仲澤。最終BSから内コースを突いて進出した柳原真緒が3着。

1着／小林優香（L1・福岡106期）
このメンバーを見る限り、自力の選手ばかりなので、できたら中団の位置を取りたいと思っていましたが、スタートではるちゃん（仲澤）の後ろになったので、後方になった瞬間に、赤板になったら上がろうと冷静に考えました。前のレースを見ていると、後方だと勝負権がなかったので、しっかり中団の位置からと思っていましたし、はるちゃんが付いてくるのも想定内。彼女が仕掛けるポイントを注意しながら、冷静に周りは見えていました。しっかり勝負所を見極めて、追い込めたかなと思います。体調を崩して練習できなかったのですが、しっかりイメージを持ってやってきたので良かったです。最低限のことはしてきましたし、今日1走して感覚もいい。しっかり集中して、1日1日を決勝だと思って走ることが大事だと思うので、明日もしっかり勝負所を見極めて頑張りたいです。

2着／仲澤春香（L1・福井126期）
（初手は）後ろの方にはなるかなと思っていたので、後手を回っても不発になるかなと。他の選手の意図は分からないですが、自分より先捲りして、外々を回されると思ったので、後方になったら、早めには仕掛けようと思っていました。自分の中でセッティングの部分も納得いかず、すごい違和感のある中で走って、タイミングもすごく悪かったんですけど、踏み込むしかないなと思って駆けました。道中で外々を踏まされて、無駄な脚を使ってしまったので、最後も踏む脚がなかったです。（小林）優香さんが強かったです。次に修正できるように頑張りたい。セッティングの部分と、組み立ての部分を修正して、必ず決勝に上がれるようにしていきたいです。

3着／柳原真緒（L1・福井114期）
前回も太田（美穂）さんと一緒で、かなり強かったので、7番車ですし、前を取れば来てくれるのかなと。来なかったら自分でしっかり前をやろうと思って考えていました。太田さんのダッシュも良かったので、ある程度は突っ張れるかなと思って見ていました。3人並走の外に持ち出すのは開いてなかったので、ちょっと悔しい感じはけっこうありますね。スタートから脚は使ってないですけど、けっこう神経は使いました。自分の選んだ道が3着だったので、準決勝に上がれたのは良かったです。ちょっと体が重い感じはするので、今日あたりが入りましたし、もう少し疲れを抜きたいなという感じですね。

◆7Rレース結果

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【パールカップG1（初日）8R＝L級東日本ガールズ予選】
打鐘から佐藤水菜が動いて、 飯田風音をかわして先頭に立つ。最終HSで太田りゆがスパートして佐藤をかわして先行していく。2番手に入った佐藤は最終2コーナーから捲りを打つと、後続を大きく引き離して1着。最終2センターで小林莉子と鈴木奈央が落車。中団から捲った尾崎が2着、太田が3着に粘った。

1着／佐藤水菜（L1・神奈川114期）
（組み立ては）何も考えてなくて、とりあえず打鐘まで脚をためて、風も吹いてなかったので好きなタイミングで仕掛けたあとは、レースに身を任せようと思っていました。ずっとバンクが軽くて、誰かが前に行ったら、それを迎え入れ、ああいう展開にしようと思っていたので、作戦がハマって良かったです。初日なので、しっかりと自分の力を試したかったので、すかさずという感じで行きました。（自転車は）進んでないですね。でもレースは何も考えないで乗れるのが自分のいいところなので、結果だけ求めて走れたし良かったんじゃないかなと思います。とにかく暑いので、気をつけて頑張りたいのと、レベルが高いレースなので、しっかりと出し惜しみせず力勝負で頑張りたいです。

2着／尾崎睦（L1・神奈川108期）
初手は車番的にもサトミナ（佐藤水菜）の後ろが良かったですが、スタート失敗して取れなかったので。その時のプランも考えていたので、前々に攻めようと思いました。前のレースで後方に置かれている選手が勝ち上がれなかったのを皆が見ていたと思うので、そういうレースにはならないかなと。後手だけは踏まないように、位置取りを厳しく。バックでサトミナが行った時に、太田（りゆ）さんとの車間があいていたので、そこは思い切って捲りにいってみようと思っていきましたが、捲れなかったです。反省するところもありますが、バックで勇気を出して動けたのは成長した部分なのかなと思います。（前走後に）師匠を信じて疲労を抜くことに専念できたので、今日こうして脚をしっかり回すことができたと思います。いい状態で来られているし、ケアに関してはガールズの中で自分が一番だと思うので、しっかりケアして、明日はもっといいパフォーマンスができるように頑張りたいです。

3着／太田りゆ（L1・埼玉112期）
道中は動かないで良かったなと思っています。微妙な動きをしちゃって反省しています。外で浮くよりは、もう思いきり一旦前に出た方がいいなと瞬時に思って出ました。後ろは連れていかない方がいいと思ったので、そういうダッシュで行きましたが、ホームの風がキツいので脚をけっこう使った感覚がありました。捲りに来たのが佐藤（水菜）選手だけなのは見えたので、うまくハマればと思いましたが、そこもハマれず。3着までは絶対条件だったので、流れ込んだ形ではなく、自分の力でしっかりできたことが明日、明後日に繋がればなと思います。（感触は）微妙でした。けっこう疲れちゃったんですけど、また明日まで時間があるので、いい形で入れるようにしたいです。

◆8Rレース結果

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初日の東西に分かれた予選の結果、2日目の東西ガールズ準決勝に進出の14名が決定した。準決勝も東西で分かれ、西日本は第11レースに、東日本は第12レースに行われる。各準決勝の1位から3位、4位から1名の計7名が最終日の決勝に進出、ここで今開催初めて東西の選手が対峙することになる。

【パールカップG1（2日目）11R＝西日本ガールズ準決勝】
1／尾方真生（L1・福岡118期）
2／小林優香（L1・福岡106期）
3／仲澤春香（L1・福井126期）
4／大久保花梨（L1・福岡112期）
5／柳原真緒（L1・福井114期）
6／竹野百香（L1・三重124期）
7／坂口楓華（L1・愛知112期）

【パールカップG1（2日目）12R＝東日本ガールズ準決勝】
1／佐藤水菜（L1・神奈川114期）
2／梅川風子（L1・東京112期）
3／尾崎睦（L1・神奈川108期）
4／藤田まりあ（L1・埼玉116期）
5／太田りゆ（L1・埼玉112期）
6／奥井迪（L1・東京106期）
7／石井貴子（L1・千葉106期）

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※パールカップG1前検日レポートはこちら

(P-Navi編集部)