【日本名輪会C オッズパーク杯】勢い止まらない木村皆斗

2025/05/22(木) 10:26

武雄競輪のミッドナイト「日本名輪会Cオッズパーク杯(GIII)」は22日、最終日を迎える。9RのS級決勝に出走する木村皆斗に話を聞いた。

「昨年12月から練習量を増やした」と話す木村皆斗

 準決勝8Rは木村皆斗と大矢崇弘の関東ワンツー。初日特選でワンツーを決めた纐纈洸翔と笠松信幸や、タイトルホルダーの園田匠がいたが2車単は1番人気だった。直前の岸和田FIでS級初優勝した木村に対するファンの評価の高さが窺えた。

 今回は武雄初参戦。前検日に「(宿舎の)ご飯が美味しいってことだけは聞いてきた」と笑わせたが「本当に美味しい。どこの競輪場もこうだったらいいのに。どれも美味しかったけど初日の夜に出た謎の煮物、名前がわからないんだけど、あれが一番美味しかった」とニンマリ。3節前の福井最終日から6連勝中の木村の活力になっている。

 A級落ちで「心に傷を負った(苦笑)」が闘志に火がついた。「昨年12月から練習量を増やした」ことでパワーアップに成功。「今までのS級の時よりもいい感じで」戦えている。

「せっかくS級初優勝したのに、(吉田)拓矢さんの一撃(約)1億円(ダービーV)で吹っ飛んだ(苦笑)。GIIIを勝っても遠く及ばないけど…。頑張ります」

 4車結束した九州勢を相手にどんな走りを見せてくれるのか楽しみだ。(netkeirin特派員)

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