【日本名輪会C オッズパーク杯】地元GIIIに間に合った立部楓真

2025/05/19(月) 19:52

武雄競輪のミッドナイト「日本名輪会C オッズパーク杯(GIII)」は20日、初日を迎える。5RのS級予選に出走する立部楓真に話を聞いた。

「来る前の1週間は山田庸平さんとずっと一緒に練習していました」と話す立部楓真

 立部楓真が地元GIIIに帰ってきた。

「本当は1か月前に走れれば良かったんですけどね」

 今期はA級に降格。昨年末の不調を引きずって序盤は苦しんだが、4月の平塚ミッドナイト、熊本モーニング、別府ミッドナイトを完全優勝。特別昇級でS級復帰を果たした。先月の周年記念「大楠賞争奪戦」を走れれば最高だっただろうが、今年は2度目の地元GIIIがあり、なんとか間に合った。

「自転車とかいろいろと試したり戻したりした。一番大きかったのは山田英明さんから、ギア比のアドバイスをもらって47から51に変えた。そこから一気に上昇しましたね。末脚が良くなりました。来る前の1週間は山田庸平さんとずっと一緒に練習していました」

 地元のスター、山田兄弟のおかげでさらにレベルアップして戻ってきた。今回は練習仲間の山田庸平が地元GIII連続Vを狙って参戦。

「決勝に勝ち上がらないと一緒に連係できないと思う。まずは初日をしっかりとクリアしたい」

 競走得点的にも、予選は2着までに入らないと準決勝進出は厳しくなる狭き門。同期の晝田宗一郎らとの激突で、久々のS級戦でどんな走りを見せてくれるのか、そして予選突破なるのか注目だ。(netkeirin特派員)

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