2025/05/18(日) 18:39
武雄競輪「日本名輪会C オッズパーク杯(GIIIミッドナイト・ガールズケイリン)」は20日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)
日本選手権(GI)では、九州勢は二次予選で全滅。ただ、九州のGIII開催では、圧倒的なパフォーマンスを魅せている。地元の山田庸平を中心に、数多くの選手が決勝に進出しそう。
荒井崇博が生まれ故郷の長崎に戻り、武雄の顔役は山田庸平になっている。先日の記念開催でも完全優勝しており、まして7車のミッドナイトなら取りこぼしは考えられない。
初日特選の九州のメンバーは山田庸平の他に井上昌己、北津留翼、園田匠で、どう折り合うかだが、山田中心は揺るぎない。2月開催の小松島ミッドナイトGIIIで優勝した鈴木竜士が単穴候補。何でもやれる強味があり、ダービーでも準決まで勝ち上がっている。
ヤンググランプリの覇者の纐纈洸翔には同県の笠松信幸がマークして一撃狙い。
予選からは前回の岸和田で完全優勝している木村皆斗、2場所前のいわき平で準優勝している中西大、地元でS級に特進してきた立部楓真、前走の高松で優勝した上野優太、近況数字の良い渡邉豪大、篠田幸希は確実にクリアしそう。
ガールズケイリンは実力者の石井寛子がVの筆頭。前走のオールガールズクラシック(GI)では、優出に失敗したが、2年連続のグランプリ優勝を目指している。
石井より競走得点が高いのが那須萌美。オールガールズクラッシクは勝ち上がりに失敗したが、2日目に1着、最終日も2着に入っている。タテ脚があり、位置も取れるのが魅力。3番手の評価が自在巧者の飯田風音。