2025/05/12(月) 19:15
玉野競輪の「芸州鯉城賞/CTC杯(FI)」が13日、2日目を開催。12R、S級 準決勝を走る橋本宇宙に話を聞いた。
ーー久々の勝ち上がりですね。
橋本:いつも負け戦では勝てていたけど、初日に失敗していたから嬉しいですね。
ーー初日の勝因は?
橋本:落ち着いて踏めたのが良かったですね。後ろの動きも確認できてペースで踏めました。一番は後ろの角(令央奈)さん。仕事してくれたし、するって分かっているので安心して行けました。角さんさまさまです。
ーーA級の走りを見ていたから、S級でもすんなり通用すると思っていました。
橋本:僕ももうちょっとやれると思っていたんですけどね。
ーー一緒に走るメンバーの名前を見て負けているとか?
橋本:それはあります!名前を見て強いなってビビっているところはありますね。気にせず思い切ったレースをやった方がいいと思います。
ーーS級点も気にしていましたね。
橋本:そうなんですよ。もう分母が大きいから頑張らないとなかなか競走得点が上がらない。それもあってこの勝ち上がりは大きいです。準決もやれるだけやります!
特別昇級でS級入りした橋本。兄(瑠偉)のような強烈ダッシュはないもののハイスピードで長い距離を行けるのが持ち味だ。一緒に参加している坂田康季と共に将来は西九州を引っ張っていく選手になるはず。
準決勝は断トツの優勝候補太田海也との対戦。チャレンジャーの立場で失うものはない。思い切ったレースで爪痕を残して欲しい。(アオケイ・梅田記者)