2025/05/11(日) 15:15
玉野競輪の「芸州鯉城賞/CTC杯(FI)」は12日、初日を迎える。S級予選11Rを走る太田海也に話を聞いた。
地元の若きスターが昨年12月の「広島記念in玉野・ひろしまピースカップ(GIII)」以来となる玉野バンクに登場だ。前回の名古屋GI日本選手権競輪は一次予選、二次予選と連勝で勝ち上がったが準決は9着と大敗。レベルの違う特別戦線で苦戦を強いられた。
今回は中6日での参戦だが「ダービーは連日、体の感触がムチャクチャ良かったんです。そのイメージのまま伊豆で練習をしてきました。かなり追い込んだし疲労感があるけど、最終日へ向けて抜けていくと思います」と、名古屋で得た経験を糧として練習を積んできた。
予選11Rは同県の坂本修一に中村良二を背に自力戦。絶大な人気を集めるだけに負けられない戦いとなる。
写真撮影の際には「これ、(清水)裕友さんが着ていて、デザインがいいなと思っていたら作ってくれたんです。犬伏(湧也)さんと3人でお揃いのやつ」と2人のパワーが宿るお気に入りの練習着を着用し、心地よく収まった。魅せて勝つ、3連勝が使命ともいえるシリーズリーダーの熱き3日間が始まる。(netkeirin特派員)