【日本選手権競輪G1】注目チャリレンジャー・前検日インタビュー

2025/04/29(火) 08:00

4月29日に名古屋競輪場で開幕する「第79回日本選手権競輪G1」。このG1の中のG1とも称されるダービーに、 チャリレンジャー(チャリロトスポンサード選手)からS班の郡司浩平、脇本雄太、古性優作の3選手をはじめ、総勢12名が参戦します! 今回はその中から、小松崎大地選手(福島99期)、佐々木豪選手(愛媛109期)、中野慎詞選手(岩手121期)の3名に直撃しました。チャリレンジャーへのたくさんの応援、今回もよろしくお願いします!

※日本選手権競輪G1の前検日レポートはこちら

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【日本選手権競輪G1(初日)3R=一次予選】

「走るからには勝つことだけを」
9番車:佐々木豪(S1・愛媛109期)

-今年ここまでを振り返ると、いかがですか。
佐々木「そうですね。年明けは大丈夫かなと思っていましたが、2月を走って、3月くらいから点数も上がってきて、少しずつですが上昇しているのかなとは思います」

-レースを重ねるごとに、感覚が戻ってきたのでしょうか。
佐々木「1月はあっせんが止まっていて、練習しかしていなかったので、体はできていましたが、レースで使える体ではなかったです。そこから、だいぶレース勘が良くなってきたという感じですね」

-直近では、惜しかった3月前橋G3がありました。
佐々木「あそこが獲れなかったのが、自分の中でも考えるところがありました。それだけ、本当に悔しかったです。前橋の後は悔しすぎて、休まずに練習しまくって、疲れが出てしまい、そのあとの防府F1はキツかったですね」

-それでも防府、豊橋F1と決勝には進出しています。
佐々木「そうですね。準決勝を飛ばずに決勝に乗ることは大事なので。決勝には乗っているし、前回も後ろの選手が優勝しているので、悪くはないかなという感じですね」

-前走から空きましたが、ここまでは?
佐々木「走りっぱなしから久しぶり空いたので、筋トレもできたし、乗り込みもできたし、バランスよく調整できたかなという感じです。期間があまりないと、最後に抜くまでいけないのですが、今回は抜くまでできたので、もがけると思います」

-最後に意気込みをお願いします。
佐々木「走るからには勝つことしか考えていないので、応援してください」

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【日本選手権競輪G1(初日)9R=一次予選】
「ここからしっかり巻き返したい」
2番車:小松崎大地(S1・福島99期)

-今年ここまでを振り返って、いかがですか。
小松崎「1月から体が思ったように動かない状態が続いたので、試行錯誤を続けていたのですが、あまりいい方向にはいかず、一進一退の感じでした。でも、ここにきてようやく体が動き出して、不安が解消されつつあるので、ここからしっかり巻き返していければ」

-再構築しなおしているところだと思いますが、ポジティブに捉えられる部分も増えてきていますか?
小松崎「はい、その通りです。思った通りに動くようになって、それと成績が上がってくるのは相手がいることなので別問題なのですが、気持ちの面で上向きの考えになってきていますね」

-日本選手権は前半戦の山場にもなると思いますが。
小松崎「とにかく出し惜しみなく。どんな状況でもパフォーマンスを発揮するのが自分の走り。そこを徹底してやって、あとはどうかなというところ。自分でも楽しみにしています」

-前走の高知記念から中22日。この期間はどのように過ごしましたか?
小松崎「普通にトレーニングして、体調不良で1本欠場しましたが、そこからは体調も上向いてきています」

-初日は9レース(一次予選)です。メンバーを見て、印象は?
小松崎「ラインはしっかりしているので、相手は強いのですが、持ち味を発揮すれば、しっかり戦えるかなとは思います」

-最後にメッセージをお願いします。
小松崎「ふがいない成績が続いているんですけど、諦めずに必死に頑張っていますので、応援していただいたら幸いです」

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【日本選手権競輪G1(2日目)8R=一次予選】
「1戦1戦で全力を出し切る」
番車:中野慎詞(S2・岩手121期)

-3月ウィナーズカップが1カ月ぶりの競輪参戦でした。
中野「やっぱり競輪が久しぶりだったので、上手く走れなかったり、思い切りの良さもなかったので、反省しなければいけないところだなと思います」

-そのあとは岸和田F1を完全優勝。川崎記念は2日目を除いては、力を発揮する競走だったと思いますが。
中野「はい、川崎は2日目に車体故障してしまいましたが、残りの2レースが僕にとっては、すごい重要なレースになるだろうと思ったので、出走も決めましたし、走ったことで、競輪や自転車の感覚がつかめました。よりよい状態で初戦を迎えられるかなと思います」

-日本選手権競輪は初めての参戦です。
中野「すごく楽しみですね。すごい選手も多いですし、勝ち上がりも厳しい戦いなので、自分の力を最大限発揮しないと次には進めないと思います」

-気を付けているポイントはありますか?
中野「出し惜しみして、内に詰まったり、後方におかれたりするのが自分の負けパターンとして多い展開なので、そうしないようにしないといけないと思っています」

-番手の選手の脚質などで仕掛け方は変えていますか?
中野「このクラスだったら変えていないです。選手の脚質で変えているというわけではなく、もし自分が番手を回ったときに付きやすいように。3人のラインであれば、その3人で出切って決まるのが一番いいこと。後ろをちぎって裸逃げになるのが一番嫌なので、どうやったら、いいライン競走ができるかなを心がけています。しっかりラインを有効に生かすことが、自分にとっても有利になる。競輪は一人では勝てないので」

-川崎記念から中6日、どのように過ごされましたか? 中野「ケアもたくさん行きましたし、練習もナショナルチームでこなしたので、状態は悪くないと思います。自分も楽しみです」

ー最後に意気込みをお願いします。
中野「1戦、1戦で全力を出し切りたいと思うし、それが次につながると思っています。そういうレースを心がけて、全力で頑張ります」

※掲載はレース出場順
※チャリレンジャーとは
(P-Navi編集部)

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