2025/04/23(水) 19:00
岐阜競輪場において「第3回オールガールズクラシック」G1が4月25日から27日までナイターで開催される。ガールズケイリンのG1として、2023年(松戸)は佐藤水菜、2024年(久留米)は児玉碧衣が制している。今年最初のガールズグランプリ出場がかかった大事な一戦。G1参戦する42名のガールズ選手の中で、グランプリ最初の出場権を勝ち取るのは…!?
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※前検日レポートはこちらからご覧ください!
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初日の第12レースはティアラカップ
ガールズグランプリ2024で上位3着に入った選手と選考用賞金獲得額上位者が選出されるティアラカップ。一番の注目は佐藤水菜だろう。昨年のガールズグランプリ2着、1月の立川を完全優勝。そこから約3カ月ぶりのガールズケイリン参戦となる。トラックネイションズカップでは女子スプリント予選で10秒170に日本記録も更新。今回も圧巻のレースで、クラッシック2回目の制覇&グランプリ出場権に最も近い存在だろう。
昨年のグランプリ覇者・石井寛子は、数々のガールズケイリンの記録を打ち立ててきたが、まだ手にしていないのがG1タイトル。新たな勲章を手にするため、巧みな自在戦で勝ち上がる。
連勝街道を突き進んでいるのは坂口楓華で、1月久留米から23連勝中。G1でもこの連勝を伸ばすことができるか。
好気配が続いているのが千葉の石井貴子だ。3月伊東温泉から大宮、静岡まで周長の異なる3場所を連続優勝。勝負強さを発揮して、昨年のパールカップに続いてのG1タイトル奪取を狙う。
また、2年連続でオールガールズ準優勝なのが吉川美穂。ティアラカップのアドバンテージも生かして、初のG1優勝へ挑む。
(想定番組)
1/石井寛子(東京102期)
2/尾崎睦(神奈川108期)
3/佐藤水菜(神奈川114期)
4/坂口楓華(愛知112期)
5/尾方真生(福岡118期)
6/石井貴子(千葉106期)
7/吉川美穂(和歌山120期)
※4月23日現在
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予選組も主力級がズラリ
オールガールズクラシックの開催名にふさわしくガールズのトップレーサーが一堂に会する。予選スタート組も、優勝候補がひしめき合う。 大会連覇のかかる児玉碧衣、21連勝中の梅川風子、2年連続決勝進出で現在12連勝中の久米詩、3月名古屋で500勝達成の小林莉子、G1初タイトルを狙う太田りゆ、復活期待の小林優香、ガールズフレッシュクイーン制覇の熊谷芽緯など、注目選手は枚挙にいとまがない。通常開催と異なりポイント制ではないため、予選は2着権利(3着から4名)の厳しい勝ち上がり。初日から準決勝進出をかけた激戦が展開されそうだ。
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【オールガールズクラシックG1・レポート】
第2回久留米(2024年4月)
優勝者:児玉碧衣
第1回松戸(2023年10月)
優勝者:佐藤水菜
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【今開催の勝ち上がり】
オールガールズクラシック
◆初日
【ティアラカップ=1個レース】
1位〜9位(全員)→準決勝
【ガ予選=5個レース】
1位〜2位(10名)
3位から4名→ガ準決勝
◆最終日
【ガ決勝=1個レース】
※勝ち上がり表PDFはこちら
G1と並行してガールズケイリンの通常トーナメント(A、B、C)も行われる。
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【岐阜バンクの特性】
バンクは周長400mで、みなし直線は59.3m。400バンクの中では、みなし直線は長めで、カントもキツめだが、走路自体にクセはなく、戦法的な有利不利は少ない。スタンドの影響で、日によって風向きが変わるのは要注意。連対時の決まり手は、1着(逃26%、捲29%、差45%)、2着(逃20%、捲14%、差27%、マ39%)。最高上がりタイムは2004年8月14日に伊勢崎彰大が記録した10秒7。
(P-Navi編集部)