2025/03/12(水) 11:00
小倉競輪場のミッドナイト競輪「シン・TIPSTAR杯(FII)」が11日に2日目を開催。7R準決勝を制した黒田大介に話を聞いた。
初日予選を1着で通過すると、ここも船瀬惇平の果敢な先行に乗って直線を鋭く抜け出して快勝。2連勝は1・2班でいえばシリーズリーダーの木村佑来と2人だけなのだから気分もいい。「連勝で決勝なんて記憶にないです。2走連続して4角ハコを無風で回れるなんてめったにない。恵まれすぎですよ」と喜色満面だ。
ピンピンでの決勝進出は2021年7月の武雄以来で「ああ、思い出しました。武雄でしたね。準決で(通算)300勝を挙げたんです。たしかあの時も頭を坊主にして行ったんだ。今回もなぜか直前に坊主にしたんです。なんかいいことがありますね」と頭をさすった。
最終日12日の決勝戦は中野光太郎が浅見隼に付いたため3番手を固める。「エエ、思い出になりました。寿命が伸びた」とすでに一息ついていたが、まだまだ油断は禁物だ。ラインの番人役を務めて少しでも上位を目指す。(netkeirin特派員)