2025/09/11(木) 08:15
松阪競輪の「ウィンチケットミッドナイトG3(GIII・ガールズケイリン)」は10日、最終日を開催。7RのS級特選に出場した伏見俊昭に話を聞いた。
ここ松阪に居を構える伏見俊昭が“地元GIII”を白星で締めた。好位奪取からまくった新田祐大に乗って直線で決め脚を発揮。
「林慶次郎君がカカっていたから新田君も出切るまでにキツかったと思う。全部やってくれて1着を取らせてもらいました」
今シリーズは初日特選スタートも、連日、自身の位置を狙われてしまう苦しい展開となっていた。
「2日間、フラストレーションがたまっていました。ヨコが未熟なので連日、狙われてしまった。対処していかないとってずっと思っているんですけど、なかなかうまくならなくて…。ラインにも迷惑かけてしまうし」とこぼしたが、「今日みたいな展開は得意なので」と語ったように、一時代を築いた鋭いタテ脚はまだまだ健在だ。
この日の1着が通算598勝目。「マジック2まできたらさすがに意識しますよね(笑)。なるべく早く決められるように頑張ります」
次走は16日からの立川FIに参戦予定。グランプリを制したこともある思い出の地で節目の600勝を達成できるか注目したい。(netkeirin特派員)