2025/02/03(月) 09:45
奈良競輪のミッドナイト「WINTICKET杯(FII)」は2日、2日目を開催。2Rのチャレンジ一般に出場した千原洋晋に話を聞いた。
初日は“いろいろあって”競りとなり、全く力を出し切れずに終わってしまった千原洋晋だが、この日は前受けから突っ張ってペースをつかむと、熟練の先行テクニックを発揮してまんまと逃げ切り勝ち。
「安藤(雄一)さんがSを取ってくれたのが全て」と味方に感謝しつつ、持ち前の機動力をしっかり発揮した。
初日に北の3番手を主張した心中については「今回が和歌山県営の開催ということで“地元”を変に意識してしまった。普通の開催だったらいつも通り自力でやっていたはずだったんですけど」と明かし「失敗しました」と頭をかいた。
代謝回避に必死だった前期終盤はあえて自力を温存し、先行しそうなラインの後ろを主張するケースが目立った。状況が状況だっただけに周囲も暗黙の了解で位置がバッティングしないように組み立てていたが、期も変わったことで前期までのようにはいかなくなったようだ。それでも千原はやはり自力戦がお似合い。“地元シリーズ”最終日も、千原らしい走りで上位着を目指していく。(netkeirin特派員)