2025/04/17(木) 18:30
大宮競輪の「デイリースポーツ賞(FI)」が17日に開幕。地元で気合が入る中田健太に話を聞いた。
予選は目標の吉田有希が後方になり厳しい展開。その吉田の捲りに乗り、逆転を狙うが仕掛けが遅く3着に終わる。「番手の山崎君が(捲る吉田を)外に振った時に空いたには空いたんだけど、その時はちょっと自分の位置が後ろで突っ込めなかった。まあ、最後に目をつむって落車覚悟で突っ込むこともできたって言えばできたけどね…。人気になっていただけに申し訳なかった」とワンツーとならなかったことに悔しさを滲ませた。
最近は準決突破もやや壁となっている中田。本人の中にもそのモヤモヤはあるようで「昔に比べて力任せになっていたので、点数が高かった頃のような乗り方に戻しました。それで自分のフォームを固めて、もう一回ベースの部分を上げて行こうかと思っています。それに応じて筋肉の使い方なども色々と工夫しています」と話してくれた。
準決は再度吉田との連係となった。予選で叶わなかった『ワンツー』を今度こそ決めたいと思う気持ちは相当強いはず。両者で決まるシーンを見せて欲しい。(アオケイ・真島記者)