2025/01/03(金) 17:30
立川競輪「開設73周年記念・鳳凰賞典レース(GIII)」が4日に開幕する。初日10Rの一次予選を走る鈴木玄人に話を聞いた。
闘う熱いレーサーの鈴木玄人が地元記念に登場。先日の広島記念(in玉野)で話を聞いたときから気合が入っているのが伺えたが、昨年末は3場所連続で決勝入りと流れよく地元記念を迎えた。
「大宮の前の青森の失格で吹っ切れた部分があると思う。でも、決勝を走れば走るほど足りないものがあった。とにかくタテ脚が欲しいですね」と上向きの成績ではあるが、課題もまだまだある様子。
直前の調整を聞くと「立川のいつものメンバーでやってきました。今回一緒の長谷川(飛向)とも一緒に。仕上がりはいい感じだと思います」と万全な状態で入って来られたようだ。
後ろが神山拓弥-岡田泰地の栃木勢を連れてのレースでメンバー的に本線で組まれた番組となったが、当の本人は「本線で組まれるのも難しいんですよね(苦笑)。でも、本線だからといって走り方は変わらない。前々のレースをして攻めたレースがしたい。自分は雑草魂で頑張るだけです!」と更に気合を入れた。
「立川を走るときは気持ちが入り過ぎちゃうんですよね(苦笑)。23年のGPシリーズで2日目に失格してしまって、お客さんに迷惑をかけてしまったのに、こうやってまた呼んでもらえるのはありがたい」と締め括った。
気持ちが入り過ぎて見ているこちらがヒヤヒヤしてしまう場面もあるが、気持ちの入った熱い走りは魅力的。今開催も攻めた走りでひとつでも上のレースを目指す。(アオケイ・宮本記者)