2024/12/28(土) 08:00
静岡競輪場で28日に開催される「ヤンググランプリ2024」(G2)に、チャリロト・スポンサード選手(チャリレンジャー)から中野慎詞選手(岩手121期)が2年連続でエントリー。前検日に決戦を前にした心境をうかがいました。チャリレンジャーへの応援よろしくお願いします!
※チャリレンジャーとは
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【チャリレンジャー・中野慎詞選手の前検日インタビュー】
「今年経験してきたことを活かしたい」
1番車:中野慎詞(S1・岩手121期)
-まず今年は五輪イヤーでしたが、10月函館F1から競輪に復帰されて、ここまでいかがでしょうか。
中野「すごく競輪も走りたかったので。五輪でケガをしてしまったのですが、走りたい気持ちが強くて、函館は1レース、1レースが本当に楽しいという気持ちでした。今もその気持ちのまま、成績うんぬんに限らず、素晴らしい1年にできたなと自分では感じてはいます」
-11月四日市、12月大垣とG3では2回決勝進出。G1も競輪祭で存在感を示す走りでした。
中野「昨年よりもしっかりとレースに参加できるようになってきたので、そこはすごくいいことだと思っています。もっと自分を主張して、売っていかないといけない、発揮していかないといけない。そうしないと戦えないと思っていますし、主導権を握るなど積極的に走ることが大事だと思います」
-世界で戦ってきた経験は、どう活かされていますか?
中野「五輪を経験して、冷静に走れるようになりました。五輪は今までにないくらい緊張感のあるレースだと思うし、自分の目指す最大の舞台。そこでどれだけ自分の力を発揮して勝ち上がっていくかが重要な大会ですし、緊張した大舞台で自分のパフォーマンスを発揮できたので、まったく別の競技ではありますが、その経験は競輪にも活かすことができていると思います」
-ヤンググランプリは2年連続の出場になります。
中野「やっぱり2回しかチャンスがない中で、皆が自力選手で、さらに今回は全員が121期。同期9人がそろう戦いですし、皆が獲りたいレースなので、力をぶつけてくると思います。自分も挑戦者の気持ちで戦っていきます」
-北日本勢は大川選手と2人。どう戦っていきますか。
中野「僕が前でやります。後ろを回る立場ではないですし、しっかりと自分の力を発揮して、勝っていかないといけないと思います。ラインを活かすことが競輪ですし、自分も2車のアドバンテージを活かすような走りをしたいです。裸逃げになっても、自分には不利になりますし、しっかりとラインを機能させて、戦っていかないといけない。そこが重要になると思います」
-最後にチャリロトユーザーに意気込みをお願いします。
中野「今年最後のレースですし、今年1年は素晴らしい経験ができたと思うので、その経験を活かして、今年を締めくくれるように頑張ります。応援よろしくお願いします」
(P-NAVI編集部)