2024/12/18(水) 22:15
佐世保競輪の「開設74周年 九十九島賞争奪戦(GIII)」は19日に幕を開ける。一次予選5Rを走る梅崎隆介に話を聞いた。
22年5月にデビューし、今年7月からS級に初昇格した梅崎隆介が初の地元記念に臨む。
「楽しみです。それにしても、何年か前に子どもを連れて観に行った舞台を走れるなんて。当時は思っていなかったですね」
脱サラして32歳で競輪選手としてプロデビューした梅崎は「ケントくん(山崎賢人)が決勝で落車した決勝(2020年12月の70周年記念)を観に行っていました」と懐かしそうに笑った。寛仁親王牌でGIデビューも果たしたが、A級時代のようにはうまくいかず苦戦が続いている。
「いつも通り練習はガッツリやれた。あとはレースで出てくれれば」
地元記念というこれ以上ない舞台。4年前に金網越しで見ていたバンクでの戦いを飛躍のきっかけにしたい。一次予選5Rは緒方将樹に任せて二次予選進出を目指す。(netkeirin特派員)