2024/12/11(水) 18:15
玉野競輪「広島記念イン玉野・ひろしまピースカップ(GIII)」は12日、初日を迎える。12レースのS級初日特選を走る松浦悠士に話を聞いた。
松浦悠士の事だから、最後の最後で帳尻を合わせてくると、記事にしてきたが、残念な結果に終わってしまった。かなり悲観しているかなと思ったが、元気そうな顔で安心した。
松浦悠士は「これが1年間やってきた事の答え合わせ。まあ、しょうがないし悔いはない。四日市記念の最終日から自分の中では手応えがあった。だけど、正直言えば、結果が出て行かなかったし、精神的に苦しかった。競輪祭は良いパフォーマンスを見せる事ができたし、あれが限界値。脚力でなくメンタル面が大きかった気がする。あの走りを常にやれれば、1年でS班に戻ってくる事ができると思う。グランプリに出場できないと言っても、選手生命を絶たれる訳ではないので(笑)。S1でもS班でも目指す所は一緒ですから」。
昨年のグランプリ覇者が、まさかの1年になった。確かにスピード競輪になり、周りのレベルも上がっているが、競輪IQの高さで復権を目指す。来月は失格で斡旋が停まるので、地元記念に対するモチベーションは当然高い。(町田洋一)