2024/12/03(火) 18:15
松山競輪「開設75周年記念・金亀杯争奪戦(GIII)」は5日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)
期末のせいか、20名近くの選手が入れ替わり、グランプリ出場の脇本雄太と清水裕友は大事を取って欠場。佐藤慎太郎も競輪祭の落車で負傷欠場で、S班は深谷知広が一人横綱。ただ、全体的にハイレベルの選手達が全国から集まった。過去6回の優勝者は今年3月の古性優作、山田庸平、橋本強、松本貴治、平原康多、渡部哲男となっている。地元選手の活躍も特徴で、決勝になると2段駆けのレースも多い。
初日特選の想定メンバーだが、南関は松井宏佑に深谷知広の並びが自然。過去に逆並びもあったが、GIの決勝とかレアなケース。松谷秀幸は松井と同県だが、3番手で結束だろう。ただ、深谷が落車明けだし、前でやりたいと志願して、深谷、松井、松谷の並びも考えられる。深谷は自然と赤パンに戻る事だろう。四国は犬伏湧也に地元松本貴治で連係実績はある。
九州は伊藤旭に北津留翼。もちろん伊藤は発進でなく、いつもの自分のスタイル。
追加の浅井康太は来年を見据えて自分でやる作戦。三谷将太は浅井に任せるか、自分で捌くかは当日のコメント次第になる。
1番人気には犬伏に松本の四国コンビだろう。犬伏は競輪祭で準優勝、その前の和歌山FIと、京王閣記念で優勝と乗れている。競輪祭は、ちょっと狙いすぎたが、来年はパワフルな走りでGI優勝を目論む。
松本は競輪祭では精彩を欠いたが、その前の防府記念で優勝。今節は連日の番手回りで、2度目の地元記念Vを目指す。
予選では地元の佐々木豪、小倉竜二、橋本強、町田太我、取鳥雄吾が主力級。
乗せた時の佐々木は怖く、町田も3年前の協賛GIIIで優勝している。