【共同通信社杯競輪】グランプリ出場圏内へ!ビッグ初優勝、南修二「やることは変わらない」

2025/09/15(月) 19:08

福井競輪の「第41回共同通信社杯競輪(GII)」が15日に最終日を迎えた。11RのS級決勝でビッグレース初優勝を飾った南修二の喜びの声は以下の通り。(アオケイ・八角記者)

優勝 南修二

 赤板で深谷(知広)君を突っ張ったのは作戦通りだったと思う。5車ラインの長さを活かして、僕なり(4番手の三谷)将太なりが援護できれば良かったけど。ほとんど古性(優作)君に任せる形になってしまった。古性君が(太田海也を張って降りて)戻って来た時に前輪がかからないように追走。踏み込んだ時には前をとらえられる感じはあった。ラインのおかげです。

 優勝できたのは良かったし、次に繋げたいですね。(賞金ランキングでグランプリ出場圏内だが)気にしても、自分のやることは変わらない。まずは自分にできる事をミスなくやっていきたい。まだGIが2つ残っているので、いいレースができるように練習したいと思います。

 南は数々のタイトルホルダーを輩出した88期の一人。デビュー25年目、44歳にしてビッグレース初優勝を飾ったが、ここまでの道のりを「怪我もあったりしたけど、“苦労”という風には感じたことはないです」と言う。

 積み重ねてきたものが実を結んだ。そんな後輩の努力を間近で見てきた村上義弘氏が嬉しそうに祝福の言葉を贈ると、普段は表情を崩さない南だが笑みが浮かんでいた。

村上義弘氏(左)と南修二

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