第66回朝日新聞社杯競輪祭G1(初日)レポート

2024/11/20(水) 09:40

2024年11月19日 小倉競輪
大阪・関西万博協賛
第66回朝日新聞社杯競輪祭G1(初日)
※ナイター開催

【今開催のレポート】
前検日

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【第66回朝日新聞社杯競輪祭G1(初日)ピックアップ】
【初日R=S級一次予選1】
「平常心でG1初勝利」
1着:中釜章成(S2・大阪113期)

後ろだったら0100%突っ張られるので、取れた位置から。打鐘と2センターで行くか迷いましたが、行ったら一人になるかもと思い、捲りにかけました。流れ込みだと見栄えも悪いので仕掛けて、無理なら、それは力負け。(感触は)問題ないと思います。前回の弥彦は滾りすぎていましたが、今回は平常心でいけました。チャレンジャーだし、自分の仕掛けれらることろは絶対あると思ったので、そこだけでした。番組次第ですが、ダイヤモンドほしいですね(笑)。

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【初日6R=S級一次予選1】
「次も1着を目指して」
1着:郡司浩平(S1・神奈川99期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)

(スタートは)遅れないよう出ておいて、誰かが取りそうなら入れてもいいかなと。でも皆が前をという感じでは無かったので、前からも考えていました。すんなり楽に出させて、行かれると最悪の展開になるので、しっかり好位を取ってから仕掛けられたと思います。3番手を取ってからは、いい位置過ぎて仕掛けが遅くなるパターンが頭にあったので、ホームで行けると思ったので行きました。キレに重たさがありましたが、駆けてからは余力を残して、次につながると思います 一次予選2もしっかり1着を目指して頑張ります。

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【初日7R=S級一次予選1】
「中野君が強かった」
1着:山崎芳仁(S1・福島88期)

先手だけ取る感じで、あとは藤井(侑吾)君が来たときは、中野(慎詞)に任せていましたが、出させなかったですね。積極性がありましたね。強かったです。あとは清水(裕友)君が構えてくれたので、僕らは助かった感じですね。中野君が2周いってくれたので、抜けたと思います。疲れだけとって、あとは余計なことをせずに。

「自分の力をすべて出すだけ」
3着:中野慎詞(S1・岩手121期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)

少し緊張しましたが、力勝負できればいいなと思って臨みました。レースはどういう展開になるのかなと冷静に立ち回れたとは思います。前から、藤井(侑吾)さんとの勝負になると思っていたので、しっかり合わせきれて良かったです。出させてしまうと、藤井さんの展開になるし、清水さんにはヨコ勝負でも勝てないので。踏み出しはしっかり100%で踏んで、あとは藤井さんを見ながら、無駄な力を使わないように仕掛けました。あとはゴールまで行くしかない、自分の力をすべて出すだけ。力を出し切て3着、身体の状態もいいので、冷静に走ればいい着が取れると思います。あとは疲労回復と、ほかのレースもしっかり見て、流れも掴んでいきたいです。

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【初日8R=S級一次予選1】
「良くなってきています」
1着:坂井洋(S1・栃木115期)

(初手は)取れたら(4番手が)一番良かったので。自分のところに並走するのか、前まで行って和田さんと並走するのか、そのまま行くのか分からず、一度しっかり見て、行きそうだと思ってスイッチしたのですが、スピードもらえず、無理やり行った感じです。すごいかかっていたし、距離も長かったので、感触いいとかはないですが、(1着に)行けたので良くなってきています。昨日も自転車に乗ってセッティングもフィットしているので、リカバリーしていきたい。スピード戦になるので、(競輪祭は)得意かもしれないです。

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【初日9R=S級一次予選1】
「長丁場なのでしっかり整える」
1着:松浦悠士(SS・広島98期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)

2番手が良かったですが、誰もくる素振りがなかったので仕方ないかなと。すかさず叩けたら良かったですが、青野(将大)君もペースを上げていたので、(取鳥)雄吾もかなりきつかったと思います。1コーナーでキツイと思いましたが、最近の出来の良さで2コーナーでもうひと踏みしていたのですが、歓声が聞こえたので、窓場(千加頼)君が来たんだなと。もっと体で止められたら、雄吾ももっと残っただろうし、園田さんもいい着だったと思うので、そこは窓場君にうまくやられてたなという感じ。思ったより、(感触は)いいと思います。外でずっと動けたし、今まではあんな動きをしたら、外に食われていたので。長丁場なのでしっかり体調を整えたいと思います。

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【初日10R=S級一次予選1】
「いいベクトルが前に向いていた」
1着:岩本俊介(S1・千葉94期)

2番車だったので、意外にスタート難しいのですが、意外に和田(健太郎)さんがいいところを取ってくれて、これは素敵だなと(笑)。小倉なので、かぶったら無理。緩んでいたら行く気持ちでした。展開も良かったし、一番強い脇本も後ろに置けました。感じはケガしてからは一番良かったです。道中あれだけいい位置を回れて、和田さんのおかげで脚を使わず、詰まったところで長い距離からでも行けたので、精神的にもいいベクトルが前に向いていたと思います。不意を突いたら、和田さんが不意を突かれる形になってしまったので、今度はラインで決めたいですね。

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【初日11R=S級一次予選1】
「納得できる形に修正したい」
1着:眞杉匠(SS・栃木113期)

ちょっと赤板で切りに来たと思ったら、前に入られて、そこはミス。そのあとも中途半端でした。阿竹(智史)さんの追い上げに行くと思ったら、誤算で、仕掛けが遅れてしまったので、あそこは打鐘で行くべきでした。理想は行かなくてはダメ。正直、アップの段階から、セッティングなのか身体なのか感じが良くなくて、最後まで自転車とシューズをいじっている感じで、まだ納得した形ではない。そこを修正していきたいと思います。

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【初日12R=S級一次予選1】
「小倉は4年かけて克服したい」
1着:古性優作(SS・大阪100期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)

(稲川)翔君に勝てるところを取ってくださいと。あとは自分のレースをするだけでした。もっと動きあるかと思いましたが予想外。(スピードの乗りが)めちゃくちゃ悪い、流れる感覚が小倉は一切ないですね。4年かけて、少しずつ克服していけたらいいと思います。

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【第66回朝日新聞社杯競輪祭G1(2日目)一次予選1の前検日コメント】
【2日目3R=S級一次予選1】

「今まで以上の脚力とうまさを」
9番車:北井佑季(S1・神奈川119期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)

前半レースでG1を1個獲れて、そこからななかなビッグ決勝に乗れず、難しいレースが続いている印象です。スタイル的にも立ち向かってきやすい走りですし、今まで以上の脚力、今まで以上のうまさがないと押し切れない。今年最後のG1、グランプリを走りますが単発ですし、グランプリに向けてはやっていますが、今年を締めくくるビッグレースとして、いい結果を残したい。しっかり準備して、いつも通り自力で精いっぱい頑張ります。

【2日目4R=S級一次予選1】
「相性のいい競輪祭、しっかり獲るつもりで」
9番車:松井宏佑(S1・神奈川113期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)

昨年はここで悔しい思いをして(競輪祭で準優勝)、今年は獲れると思ってやってきましたが、なかなか難しかった。今回最後ですが、しっかり獲るつもりで頑張りたいと思います。タイトルを獲れないことはないと思いますが、まずは一戦、一戦です。しっかり調整もしてきたので問題ないですが、かなり追い込んで、少しオーバーワークで入りました。(感触は)今回に向けて新車を作ってきて、しっかり踏める感じもありますし、レースを実際走っていないのですが、問題はないと思います。(競輪祭は)決勝2回も乗っているし、相性は良い。(郡司、北井がGP決めているので)もちろん、ついていきたいです。自分らしい積極的な走りで、(初日は)守澤(太志)さんとワンツーができるように頑張ります。

【2日目5R=S級一次予選1】
「いい感覚を忘れないように」
1番車:山口拳矢(SS・岐阜117期)

見ての通りの成績なので、決勝に乗れた回数も少ないですし、思ったような成績を残せずに、フラストレーションがたまる1年でしたね。ずっといい時と比べて絶好調ではないなと。ただ、前回の防府でやっといい感じで踏めたなとは思います。そこを崩さないように、調子を維持しつつ、ここに向けてきました。今回、自転車を(新車に)換えたので、それもいい方にはまっているかなと。小倉は走りやすいですが、皆が同じ条件なのでスピードが上がる分、対応しないといけない感じですね。もちろん、ここを獲らないと(SSは)来年ないので狙いたいですけど、いい感覚を忘れないように気負わずに、という感じです。

【2日目6R=S級一次予選1】
「相手は強いが、しっかり走りたい」
2番車:山崎賢人(S1・長崎111期)

(世界選手権で優勝は)やっと5年目、(結果が)出ました。(五輪に出られず)悔しい気持ちをバネにできたのかなと思います。(F1を2回走って)僕の感覚は普通の状態でした。もうちょっと良くなると思います。慣れてきて、鉄でもカーボンでもしっかり走れるようになってきました。(前走後は)いったん伊豆に帰って、ロードと機械系。小倉はいつも走りやすい、流れるので。(一次予選は)自分は、自力。相手は強いので、しっかり走りたいです。深谷(知広)さんは本当に強いですからね、僕も頑張らないといけないです。ずっと目標にしている選手でもありますから、頑張りたいです。

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◆初日を終えた段階でのポイント獲得状況はこちら

【一次予選1のポイント】
1走目のポイントは、1着:10、2着:9、3着:8、4着:7、5着:6、6着:5、7着:4、8着:3、9着:2、棄権:1

【一次予選2のポイント】
2走目のポイントは、1着:13、2着:11、3着:9、4着:7、5着:6、6着:5、7着:4、8着:3、9着:2、棄権:1

一昨年は2日間の合計が22ポイント以上で4日目のダイヤモンドレースが確定、21ポイントが上位のみ進出。昨年は21ポイント以上で確定、新山響平が4着1着、佐藤慎太郎が2着2着の20ポイントで進出を決めた。

また、一昨年、昨年と2日間の合計が12ポイントで二次予選Bが確定、11ポイントは上位のみが二次予選Bに進出となった。今年もポイント争いから目が離せない。

(P-Navi編集部)

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