【第66回朝日新聞社杯競輪祭G1】注目チャリレンジャー前検日インタビュー

2024/11/19(火) 09:20

今年最後のG1「第66回朝日新聞社杯競輪祭」が本日開幕します! チャリレンジャー(チャリロトスポンサード選手)からは、S級S班の4名をはじめ総勢12名がエントリー。その中から今回は、深谷知広、中野慎詞の2選手に前検日インタビュー!今回もチャリレンジャーへの応援をよろしくお願いします!

※第66回朝日新聞社杯競輪祭の前検日レポートはこちら

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「目の前の1走をしっかり走る」
深谷知広(SS・静岡96期)

-今年はS級S班に復帰して戦ってきて、改めてSSの重みなどは感じていますか?
深谷「まわりから期待されることが増えますが、どのみち、レースで1着を取ることがもちろん求められます。それプラス、レース以外の部分でもアピールをしっかりできるようにということを心がけています」

-賞金ランキングで11位につけています。
深谷「飛びぬけていい成績ではないですけど、その位置にいるということは、戦い続けてこられたということ。勝ち切れてはいないので不満は感じていますが、ある程度、戦えているかなとは思います」

-最近の練習面の変化は?
深谷「若いころは先輩についていく気持ちがありました。今は年下の選手が多いので、自分が引っ張っていけたらいいなという思いがあって。そこは充実していますし、責任感も出ます。(各地で練習したのも)8カ月ちかく競輪場が使え無かったので、その中でも競輪場で走ることを目的に出稽古に出ていました。マイナスを作らずに、プラスを見つけられたらいかなと思っています」

-前回から2週間くらい空きましたが、仕上がりは?
深谷「やっぱり走路に乗れるようになったのはそれくらいなので、上げているというよりは、走路を乗る感覚を掴む段階でしかない。思ったほど上がってはいないですが、その中でやれることをやろうと思います」

-今年最後のG1です。
深谷「目の前の1走をしっかり走るだけですね。精いっぱい1着を目指して頑張ります」

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「積極的なレースで力を出し切る」
中野慎詞(S1・岩手121期)

-今年はパリ五輪に出場。改めて、どんな大会でしたか。
中野「結果では悔しい思いでしたが、そこに向かっていく準備だったり、レースだったり、楽しむことはできました。ここまで自転車に対して、張り詰めて、高めてトレーニングしていくことは今までなかったので、素晴らしい経験はできたと思います」

-落車の影響は?
中野「(五輪の落車で)鎖骨骨折と肺挫傷がありました。帰ってきてから出術を受けて、療養しました。今はもうワイヤーも抜いて、骨が100%戻ったわけではないですが、ほぼ完治したと自分では思っています。治りも早かったし、ワイヤーの違和感もすごくあったので、ドクターと相談しました」

-函館F1で国内の競輪に復帰。久々の競輪を走った感想は?
中野「楽しいですね。ずっと競輪を走りたいと思っていましたし、共同通信社杯も走りたいと言っていたのですが、コーチからは『無理する必要はない』と。それくらい競輪を走るのを楽しみにしていて、函館でやっと走れて、すごく楽しかったです。そういう気持ちで今回も積極的に走りたいと思います」

-函館では優勝、四日市記念では決勝進出でした。
中野「Gクラスになると積極的に走らないと戦えないし、前に出られない。どんなに長い距離でも行くと決めていました。守澤(太志)さんからも、F1だから活レースよりも流れを掴んだり、次につながるレースをやろうと言われました。自分の力を出し切って、負けたら弱いだけ、また練習するだけかなと」

-体も大きくなっているように見えますが。
中野「五輪が終わってから4〜5kg増えました(笑)。筋肉的な部分も増えているとは思うので、昨年よりはしっかり成長はできているのかなと思います。年々、ナショナルチームで練習しているので、強化されています」

-前走からここまでは。
中野「鉄フレームに乗って、競輪の流れを想定した練習をしてきました。脚的には問題ないかなと思います」

-昨年の競輪祭以来のG1ですが、どう戦っていきますか。
中野「昨年は消極的でよくないレースをして悔しい思いをしました。今は函館と四日市を走って、積極的なレースが着につながっている。それは自転車競技でも感じていることなので、今回も力を出し切って勝負したいなと思います」

(P-Navi編集部)

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