【ザ・レオニズカップ】初骨折からの復帰戦で大穴提供の嵯峨昇喜郎「危ないレースはせず安全第一で…」

2024/11/15(金) 11:00

松阪競輪場の「ザ・レオニズカップ(GIII)」は14日、初日を迎えた。9Rの一次予選に出場した嵯峨昇喜郎に話を聞いた。

「2日目はもう少し自信を持って頑張りたいです」と話す嵯峨昇喜郎

 目下絶好調の石原颯が断然の支持を集めたこのレースだったが、勝ったのは嵯峨昇喜郎だった。石原との中団並走を外でしのぐと、単騎で先まくりを打った村田瑞季に乗って直線で逆転。志村太賀とワンツーを決めた。嵯峨は青森記念の落車で「初めて骨折した」と鎖骨骨折からの復帰戦で「まさかの1着」をゲットした。

「初めての骨折だったのでメチャクチャ痛くて。みんなすぐに復帰したり練習したりしているけど、自分はしばらく練習を始められませんでした。今回は復帰戦だったし、危ないレースをせず、組み立てをしっかりやって1着を狙えればと。まだレースにいくと怖さがあるけど、脚的には集団でゴールできそうな感じだったので、2日目はもう少し自信を持って頑張りたいです」と振り返った。

 なお、内に詰まり力を余して人気を裏切った石原颯は「やっちゃいました…」とガックリ。

「簡単に引く選手と思われないように(中団で)勝負したけど…。脚をつかわずに終わってしまった。自分から売れていたのはわかっていたし申し訳なかったです。残り3連勝して帰ります」と2日目以降の奮起を誓った。(netkeirin特派員)

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