2024/11/14(木) 09:15
いわき平競輪場のナイター「ゴールド椎茸TIPSTAR杯(FII)」は14日、2日目を迎える。5レースのチャレンジ準決勝に出走する村上貴彦に話を聞いた。
今節を含めた直近4場所の初日は2着、1着、1着、2着。基本戦法は単騎捲り。溜めて一発を狙ってくる。
新人を捲って圧勝した前々回の富山初日について触れると、「33バンクが得意というのと、追い風だった」と淡々と話すが、明らかに気配良好。準決でも最後方から捲り上げて3着で優出している。
今節の初日は1レースに出走。3対3対1の2分戦は新人の前に割り込み4番手をキープ。新人の仕掛けに併せて捲ると、付け直した新人に差されての2着も鋭い出脚が光った。「バックの追い風を使って行けた。捲れるかどうかだけだったし、抜かれるのは仕方ない」と納得のレース。
そんな単騎戦が基本の村上だが、準決はシリーズリーダー福田稔希にマーク。
「福田君とは今開催が初めて。最近で番手を回ったのは平塚予選での茨城の藤田君。同期の横山の弟子ということもあったので付けた。基本は単騎だが、同県なので番手を回らせてもらいます」
選手間の評価も高い福田稔希の番手を回れるなら当然の選択。抜くんじゃないかと思わせる近況だ。(アオケイ・市川記者)