2024/11/08(金) 23:00
四日市競輪のナイター「泗水杯争奪戦(GIII)」は8日、2日目を迎えた。2日目の二次予選 7Rを走り終えた小原太樹に話を聞いた。
今開催は南関勢の自力型が手薄で初日は吉田有希、2日目は菊池岳仁と東日本でまとまるような番組構成になった。3着、1着での勝ち上がりで近況の流れのよさが続いていた。
「初手で思ったよりもいい位置が取れた。切ったところをすかさず先行してくれたし、強い気持ちが伝わりました。カカリもよかったし、ペースも流石ですね。いいカカリだったけど、しっかり援護して最後も抜けていますからね。状態は変わらずだけど、こういう流れも大事。この流れを殺さずにいきたいですね」と笑顔を浮かべながら話してくれた。
そして最後に「スピード競輪になっているし、いつでもタテを出せる準備はしている。なので、抜けるときは抜こうと思っています」と現在のスピード競輪について触れた。
「自分がデビューをした頃は上がりで10秒台を出して大健闘。それが今は10秒5だったり、10秒前半が出たりしている。練習内容も結構変わりましたね。自分は元々競技が好きでPIST6を走っているけど、そこでは普段出さない自力を出せる。今はそういった意味でもPIST6を走るのはいいなと思っています」と話してくれた。
立て続けに落車をしてから状態はいいと言えないと前々から口にしていたが、展開や流れは確実にいい方向に向いている。準決勝は11Rで新山響平が目標となり、大チャンスの番組。引き続き流れはよさそうだ。(アオケイ・宮本記者)