【泗水杯争奪戦】キャリアハイの数字で地元記念に臨む上田国広

2024/11/07(木) 20:00

四日市競輪のナイター「泗水杯争奪戦(GIII)」が7日に開幕。6Rの一次予選に出場した上田国広に話を聞いた。

「あまりホッとしすぎず、また2日目以降に備えます」と話す上田国広

 直近の点数を107点台まで上げている上田国広は「この点数は自己ベストです」と41歳にしてキャリアハイの数字を残している。そんな中で迎えた地元記念の一予は、菊池岳仁の突っ張り先行をきっちり番手差し。最高のスタートを切ると開口一番に「緊張した〜」と白い歯を見せた。

「菊池君が本当に強かった。でも敵に回すと怖いですね(笑)。落車明けだったから、練習と競走では違うしその部分で不安はあったけど(一走して)影響はないと感じました」

 前回の別府で落車するアクシデントもあったが「ずっと成績が上がってきていて、そんなつもりはなかったけど油断というかおごりがあったのかもしれない。あの落車でもう一度、気を引き締めることができたし、幸いケガの影響はないと思うので、自分の中ではプラスにとらえています」

 今までの上田なら一予をクリアして満足していたかもしれない。ただ107点を持つ今の上田は準決勝、さらにもう一つ上の舞台も見すえている。「あまりホッとしすぎず、また2日目以降に備えます」と最後はきりっと表情を引き締めた。(netkeirin特派員)

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