2024/11/06(水) 16:30
四日市競輪のナイター「泗水杯争奪戦(GIII)」が7日に開幕。11Rの一次予選に出場する中野慎詞に話を聞いた。
パリ五輪に出場した中野慎詞は、ケイリン決勝で落車し、鎖骨を骨折。オールスター、共同通信社杯は無念の欠場となった。その後、世界選手権出場を経て函館FIで競輪に復帰。完全優勝を収めて、今年初となるグレードレースを迎えた。
「さすがにオールスターはムリだったけど、共同通信社杯から走りたかったんです。でもジェイソン(ニブレットコーチ)から『無理する必要はない』と言われたので共同も出られませんでした。とにかく競輪を走りたかったので(函館は)何よりも楽しかった。走れる喜びが大きかったです」と語った。
その後は「(ナショナルチームの活動が小休止中で)新山響平さん、あと星野(洋輝)もわざわざ来てくれたので、一緒に鉄のフレームに乗って外で練習しました。競輪選手になった気分です(笑)」とのこと。
先月の世界選手権(デンマーク)はメダル獲得こそならなかったが、ケイリン「順位決定7ー12」では、あのラブレイセンを先まくりで封じて1着を取っており「ケガはもう全然大丈夫」と不安なしを強調した。
初日は久々の9車立てとなるが、脚力の違いで別線を圧倒してくれるはずだ。(netkeirin特派員)