2024/10/31(木) 20:15
松戸競輪場のナイター「第23回吉井秀仁杯(FI)」は31日、2日目を迎えた。3RのA級準決勝に出走した磯島康祐に話を聞いた。
前回地元開催を優勝して勢いよく当所に流れ込んできた磯島康祐。初日特選は単騎のハンデをものともせずにシビアな運行に出た。巧みな捌きから最後は自らのタテ脚で決着を付けて状態文句なしを周囲にアピールする。
「初日は全員権利ということもあって、ある程度気楽に走れた。練習でも横の動きはやっているし、それがしっかりと出せた感じです」と振り返る。
勝負どころの準決勝では押さえ、別線を出させない力強い逃げを披露した。レース後に「いやー、今回はちょっと出来すぎですかね」と謙遜していたが、別線にレースをさせない辺りからみても状態は悪くなさそうだ。
近況の動きの良さをどこにあるのか聞いてみると「今まで使っていたハンドルの位置が手前過ぎて、結構詰まっていた感じだったんだけど、これを少しずつ遠くしている。それが良い方向に向いているのかもしれない」と分析した。
体の反応も今節は「良い」という磯島。自力基本だが、いざとなればヨコの動きも可能。総力戦で久々の完全Vを狙っていく!(アオケイ・真島記者)