【西武園競輪・モーニング】当地初参戦の荒川達郎と番手を回る小田倉勇二の地元コンビ

2024/10/31(木) 18:15

西武園競輪場のモーニング競輪「オッズパーク杯(FII)」が11月1日、開幕する。初日11RのA級特予選を走る荒川達郎と小田倉勇二の地元コンビに話を聞いた。

「西武園で練習しているんです」と話す荒川達郎

 A級の予選メインは荒川達郎に小田倉勇二の地元コンビが担う。当地初参加となる新鋭の荒川だが、「西武園は初めてだけど、今練習地の大宮がバンクの塗り直しで使えないので、西武園で練習しているんです。走りやすさですか? 走りやすいと思うけど、そうとも言えないかも…。でも、レースの前に走れたのはよかったですね」と口にした。

 デビューをしてから組み立てに悩んでいた荒川は 「1・2班に上がってからも組み立てが課題。ずっと課題なのかもしれない。でも、宇都宮の後、師匠の太田(真一)さんからは『よかったね』と言ってもらいました」と苦笑いを浮かべたが、デビューした頃と比べたら着実にレベルアップはしている。まだまだ荒削りな部分はあっても、ポテンシャルの高い選手であることは間違いないし、まだまだ伸び代しかない若手だ。

「荒川君とは初めてです」と話す小田倉勇二

 そんな荒川に任せるのは自力健在の小田倉。「荒川君とは初めてですね。同じ大宮バンクだけど、練習グループが違うので、一緒に練習したこともない。年齢的にも厳しかったりするし、任せられるなら任せたいですよ。若い子が増えてきて番手を回る機会も増えたけど、そろそろ追い込みにシフトすることも考えていきたい。今はコース取りが課題ですかね。走らないと分からないことも多いし、まだまだ勉強中です」と話していた。

 自力のイメージが強い小田倉だが、最近は後輩達を含め関東の若手が増えてきたことで、番手を回る機会もちょくちょく増えてきている。重要な位置だが、荒川と小田倉に3番手は堅実な平石浩之が固めるし、まずは好連係を決めて、地元で好スタートを切りたい。(アオケイ・宮本記者)

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