2024/10/27(日) 14:15
京王閣競輪「開設75周年記念・ゴールドカップレース(GIII)」が27日、2日目を開催。4Rの選抜に出場した安倍大成に話を聞いた。
安倍大成は初日に「今までで一番というくらい最低なレースをしてしまった」と全く力を出し切れず一予敗退となってしまったが、この日は前々に攻めて好位を確保し2着と修正力を見せつけた。
「初日は本当にチャレンジの選手以下の走りをしてしまった。番手の志村龍己さんに迷惑かけてしまったけど、レース後に志村さんから突っ張り方を教わったので、今日はそれを生かして走ることができました。初日より断然体も動いたし、チャレンジは卒業できたかなって感じです(笑)。それでも3番手を取った後に仕掛けられなかったしまだ"A級1・2班"くらい。脚も気持ちも弱かった。次は"S級昇格"が目標です(笑)」と言ってはにかんだ。
「自分はとにかく脚がないので。展開の助けや位置取りが大事になる」と常々話すが、逆にハマった時は富山記念3日目のように相手が強力でも一発がある。今期も約2か月となり、点数も気になる時期に入ってきた。
S級点を確実に撮るには98点台まで今期の点数を乗せておきたいが、現在は96点台。「記念は点数を上げるチャンス。9車立ての方が"ハマる"ケースも多い気がするし自分に合っているのかも。とにかく一つでも良い着を目指して頑張ります」と波乱演出へ意欲を見せた。(netkeirin特派員)